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ミオスタチンの働きを抑制して筋肉を増強 [ダイエット]

高曇りの蒸し暑い天気となりました。
日比谷公園では向日葵の花が咲き始めています。
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さすがにこの花はこの季節にぴったりマッチしますね。
アゲハ蝶も、頻りに羽を動かしていました。

しかし、こう暑いと日比谷公園の猫殿もじっと寝ているしかないようです。
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でも、木陰での昼寝は気持ちよさそうですね。

効率的なダイエットは、基礎代謝を活発にすることで達成されるのではないかと、このブログでも何度か書いてきましたが、基礎代謝を活発にするためには筋肉量を増やすことが早道です。
従って、ダイエットの実施において摂取カロリーのコントロールと運動がセットとなるのも、理の当然というところでしょう。

ところで、ミオスタチンというたんぱく質があって、これは筋肉の成長を抑制する働きを持っています。
遺伝子上の障碍などで、ミオスタチンが欠乏するなどして正常に働かない症例がごくわずかに発生するそうですが、こうした人たちは筋肉が異常に発達し、生後二日目にして両足で立ったり、8ヶ月くらいで鉄棒にぶら下がって懸垂することができたりなどという例もあったとのこと。
脂肪がほとんど付かず、筋肉ばかりということですから、当然、消費カロリーは大変高く、食事も一日に六食くらい食べないとお腹がすいて仕方がないのだそうです。
まあ、当然でしょうね。脂肪組織という貯蔵庫を持たないわけですから。

そういえば、永井豪の漫画「バイオレンスジャック」にスラムキング(銅磨高虎)という登場人物がいて、筋肉が異常に発達しているため、200kgもある鋼鉄製の鎧を常時着ていないと、自分の筋肉で自分の骨や内臓を締めつけてしまう、という描写がありました(その筋肉により皮膚も退化し、鎧を取るとむき出しの筋肉になっている)。
そんな重さの鎧を付けながら、風のように走り体操選手のように飛び回るうえ、刃渡り2mという大太刀「斬馬刀」を風車のように回して攻撃するという「非常識」な怪人ですが、これもいわばミオスタチン関連の異常を持つ人物を想定したということかもしれません。
尤も、永井さんがこの漫画を描いていた頃は、まだミオスタチンと筋肉の異常発達との因果関係は解明されていなかったはずですから、純粋に永井さんの創作であったものと思われますが。

さて、ミオスタチンに関してはまだまだわからないことが多いとのことではありますが、生き馬の目を抜くようなダイエット業界がこうした話題に敏感に反応することもまた理の当然。
主にネット上で「ミオスティンL100」なるシロモノが販売されているようです。
ネットでググると様々な体験談がヒットしますが、胡散臭い、効果なし、という声の方がかなり信憑性が高いようです。
第一、まだ研究段階にあるミオスタチンなのですから、どのようなメカニズムで実際に筋肉の成長を抑制するのか、なぜそのような成分が必要なのか、まだまだ未解明の部分がかなりあるのですから、こんな怪しいサプリに高いお金を払うのは馬鹿げたことでしょう。

一方、ミオスタチンの研究を進めてきた生物学者ブライアン・カスパール氏のチームは、ホリスタチンというプロテインを人体に注入することによってミオスタチンの働きを止めることができるという研究結果を発表しました。

これはかなり画期的なことではないかと思われます。
この研究チームは、現在、アメリカ食品医薬品局に人体実験の許可を取るための申請を行っているそうです。
ただし、利用目的は「筋消耗に苦しむ患者のために」ということで、つまり、筋ジストロフィーとか重症筋無力症とか筋萎縮性側索硬化症、あるいは膠原病による筋力低下といったような筋肉疾患の患者の救済を対象にしているということなのでしょう。
これはこのような疾病に苦しんできた人たちにとって、正に朗報となるのではないでしょうか。
一日も早い実用化を望みます。

いずれにしても、この記事にも懸念が示されていたようなスーパーソルジャー育成とか、ダイエット関連の商売への利用といったような本来目的を逸脱するような使い方がなされないようにと祈るばかりです。
身体的な異常を有しない人は、自ら汗を流して筋力トレーニングを行うことで、いくらでもバランスのとれた体を作ることができるのですからね(もちろん、努力次第ですが)。
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毎日2時間以上テレビを見ていると早死にしやすい!? [ダイエット]

taisanboku0621.jpg早朝、激しい雨が降っていましたが、幸い朝のうちに上がってしまい、昼からは晴れ間も広がってきました。

夕方近くになって、空はきれいに晴れ上がっています。

お昼に日比谷公園に出かけたところ、泰山木がたくさんの花をつけていました。

以前、その花の写真をこのブログにも載せたのですが、高いところに数輪という感じでしたので、きちんとしたものとならず残念に思っていたところです。
しかし、だいぶ下の方まで蕾ができてきていて、どうやらもうしばらくで花も楽しめそうな雰囲気。

そんなわけで、取り敢えず蕾の写真だけでもと思い、アップします。

ところで、ロケットニュースに、ちょっと気になる記事があったので、紹介します。

テレビ好きは注意!毎日2時間以上テレビを見ていると早死にしやすい!?

南デンマーク大学のアンドレス・グロントベッド博士とハーバード公衆衛生大学院のフランク・フー博士は、計23万5千人が参加した8つの調査をもとに、次のような計数を出したのだそうです。
・毎日2時間以上テレビを見ていると
「2型糖尿病にかかるリスクが20パーセント上昇」
「心臓病にかかるリスクが15パーセント上昇」
「単に死亡率が13パーセント上昇」

因みに「2型糖尿病」とは、先天性のものではなく生活習慣によって引き起こされる糖尿病のこと。

うわ、これはえらいことではないか、と、先に読み進むと、次のような記述があります。
この結果を受けて、英国心臓財団のモーリン・タルボット氏は次のように話している。「今回の調査結果は、テレビを見るなどの長時間座り続ける行為は、2型糖尿病や循環系疾患のリスクを高めるという既存の主張をさらに有力なものにしました。私たちはテレビの前のソファーで、スナックやビスケットを食べたり、甘い飲み物やお酒を飲んだりしながら夜の時間を過してきましたが、重要なことはこれを習慣化してはいけないということです」

うーん、これはどうなんでしょうか。

テレビが原因というよりも、テレビを見ながら「テレビの前のソファーで、スナックやビスケットを食べたり、甘い飲み物やお酒を飲んだりしながら夜の時間を」過ごす行為の方に問題があるのではないかと思いますが如何。
確かにこんな状況で「毎日5時間テレビを見てい」たら、それは誰だって先にあげたような生活習慣病に罹患するリスクが高くなりますよね。

どうも、テレビを視聴する時間との関連付けは、あまりに強引すぎるような気がするのですが、それでも、テレビを見ながらダラダラと飲み食いする行為は控えた方が良いのは当然でしょうね。
「一週間に少なくとも5日は30分間運動をした方がいい」というお説も誠にご尤も。

でも、一週間のうちの5日、30分の運動をするというのは、意外に大変そうです。
私も場合も、通勤やお昼の散歩を加算してもらわないととても達成できそうにありませんから。

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カイヤさんの「気功断食」 [ダイエット]

sarusuberi0617.jpg朝は小ぬか雨となり、弱い雨が降り続いています。

九州や四国ではかなりの大雨となり、各地で災害が起きているようです。
この季節特有なこととはいえ、本当に胸が痛みます。

その鹿児島の友人から、百日紅の樹がお色直しをしている様子の写真を送ってもらいました。
あの華やかで可愛らしい花を付けるのも間近なことでしょう。
雨に濡れた青葉の美しさに思わず感動してしまいました。

日比谷公園にも百日紅の樹があるので、確かめに行ってみようと思っています。
あのすべすべした肌を見ると、思わずなでたくなってしまうので、こちらもお色直しをしていてくれると嬉しいな。

さて、標題のことですが、次のような仰天記事があったのでご紹介します。

カイヤ「気功断食」21キロ減量成功、麻世もホレ直す!?
“気”が入った気功水だけの生活で201日間ダイエットの挑戦を続ける俳優、川崎麻世の妻でタレントのカイヤ。女子プロレスラー活動や夫婦生活のストレスからか、かなり体重が増え、元のナイスバディーに戻すため、気功水だけの断食ダイエットをはじめて3カ月-。

この記事によると、120日間、郭良氏の「気功水」だけを飲む生活で、そのほかの食物は一切摂っていないのだそうです。

どう考えても無茶な話だと思うのですが、インドの聖者が70年間断食したという話もありましたから、世の中には科学や常識では割り切れない現象もあるということでしょうか。
因みに私は大変鈍感なせいか、「気功」の気というものを全く感じ取ることができませんでした。
先輩に、この気功による治療を受け、自らも気を出すことができるようになったという方がおり、その方から気を送ってもらったのですが…。
でも、感ずることのできる人は確かにいて、そうした人たちから、気を受けているとその部分が熱くなると聞き、何だか羨ましくなったことを思い出します。

もともと私は超常現象とかオカルトの類に全く関心がありませんし、霊界とか幽霊のようなものの存在も信じていません。
自分の心は肉体が死を迎えた時に同時に消え去り、魂のみが後に残されるなどということはないだろうとも思っています。
そういう感覚の人間には、気功のありがたい力など正に「豚に真珠」といったところではないかと考えますが、それを感じ取ることのできる人には大いに効果があるのかもしれませんね。

何れにしても、彼女の意志の力の強さだけは十分に感じ取れる記事ではありました。
新記録(201日)の達成を目指しているそうですが、くれぐれも健康に留意され、ご無理をなさいませんようにと他事ながらお祈りしたいところです。

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五十肩 [ダイエット]

曇り空ですが、高曇りで空は全体的に明るい感じです。
昨日は気持ちのいいほどの晴天で、日没の頃にはきれいな三日月を見ることができました。

taisanboku0607.jpg日比谷公園では、ちょうど修学旅行や遠足のシーズンなのか、小・中学校の生徒と思しき集団が大挙してやってきています。

いつもは、あの界隈の勤め人が昼食かたがた散歩をしたり、自由な時間を確保できている高齢者の方々や奥様達がテニスなどに興じている平日のお昼が、子供たちの若やいだ声に包まれています。
これもなかなかいいものですね。

梅雨の時期に開花を迎えるタイサンボク(泰山木)が、見事な白い花をつけていました。
高い位置に咲いている花を携帯電話のカメラで撮ったので大変残念な写真となりましたが、中央の白い丸い部分がその花です。
どうか雰囲気だけでも感じ取っていただきたく、拙劣の極みではありますがアップしました。

ところで、長期間悩まされてきた右肩の五十肩ですが、どうやら徐々にではありますけれども快方に向かってはいるようです。
可動域が少しずつ増え、腕がまっすぐ上に上がるようになりました。
右の尻のポケットからハンカチを右手で取り出す、という動きをすると、まだ痛みが走りますが、以前のように痛くてその体制に持っていくことすらできない、という状況からはだいぶ緩和されています。

そんなわけで、日比谷公園に出向いた折、ためしに恐る恐る懸垂をしてみました。
やはり痛みは感じてしまうので五回が限度でしたが、とにかく出来るようにはなっているようです。
さすがにちょっと嬉しくなりました。

余談ですが、上腕二頭筋などを鍛える際のダンベルカールで、スタンディングアームカールですと、知らず識らずのうちに背筋や腹筋などの反動を使ってしまい、割合肩の痛みを意識せずにできたりします。しかし、肘を固定して腕の力だけで行うコンセントレーションカールの場合、肩の力もそれなりに必要ですので、右腕の方はまだかなり厳しい状況です。
五十肩などではなかった折は、利き腕である右腕の方が数段強かったものですが、今は見る影もなく、左腕だと15kgくらいのダンベルを楽勝で10回×3セットくらいできるのに、右腕では肩が痛くて一回もできません(無理すればできますが後が怖い)。
なんだかんだといって、人間の体はバランスなのですね。

それと、先日も書きましたように、今、ぼちぼちとクライミングのトレーニングを始めたところですが、以前にも増してウェイト・コントロールの必要性を痛感しています。

現在の体重は71kg前後。体脂肪率が16%前後というところにありますが、やはり少なくともあと5kgくらいは落としたいところです。
できれば60kgを切るところまでいきたいのですが、これには相当な覚悟が必要となるかもしれません。お酒を完全に止めれば達成できるかもしれないな、とちらりと頭をよぎるのですが、これは恐らく無理でしょう。
とにかく出来る限り運動する機会を作り、それと併せて摂取カロリーの制限に努めるしか方法はないのでしょうね。
登っている前傾壁から自分の体重が原因でひきはがされてしまう情けない状況を何とかしたいと強く思うこの頃ですので、効果的なダイエットの極意は、そうした具体的な目標を定めることなのかもしれないな、と改めて感じているところです。
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クライミングジム [ダイエット]

今日は朝から良い天気になりました。
ちょっと強いけれども、気持のいい風も吹いています。

climbinggym01.jpg風邪の熱も治まったので、ちょっと喉に違和感はありましたが、クライミングジムに出かけてきました。

これがジムの内部です。
こぢんまりとはしていますが、いろいろな課題があって楽しめます。

土曜日の午前中なので空いているかな、と思ったのですが、新入会員の見学&試登が三組もあったりして、結構混み合っていました。
天気もいいのでみんな外の壁に出かけているのだろうな、などと勝手に決めつけていたというわけです。

いずれにしても、天気がいいから布団干しや洗濯もしたかったので、二時間で切り上げました。

まだまだ全くお話になりませんが、それでも少しずつ登れてきているようです。
焦らずにしばらく通ってみたいと思っています。

帰り道、スーパーによったら、小松菜やレタスなどの葉ものがだいぶ安くなっていたので、トマトやキュウリなどと一緒に買って帰りました。
ついでに、鰹の切り身も買い、今夜は鰹の刺身にしたいと思います。

洗濯などが終わった後、柳刃などの包丁も研いで、備えたところです。

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水切りヨーグルト [ダイエット]

昨日までは上着が必要なほどの肌寒さでしたが、今日は一転して暖かな日となりました。

日比谷公園ではオキザリスが可愛い花を咲かせています。
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この花、確か10月くらいにも見かけましたが、季節の境目に花を付けるのでしょうね。

紫陽花も見頃を迎えています。
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梅雨も本番というところでしょうか。

先日、何気なくネットを眺めていたら、ヨーグルトに関する面白い調理が載っていたのでご紹介します。

水切りヨーグルト・レシピ

私はヨーグルトが結構好きで、特にダイエットを意識してからは良質のたんぱく質を摂るために食べてきました。

ただ、あの独特の酸味は、たくさん食べるのにはちょっと辟易とする感もあったりします。もちろん、決して嫌いなわけではありませんが。
しかし、だからといって、砂糖などを混ぜて甘くして食べるのはさらに苦手なので、結局、イチゴやバナナなどと一緒に食べることが多いようです。たまにラズベリーなどのジャムと混ぜたりとか。

こうした食べ方そのものに取り立てて不満があったというわけでもないのですが、なんとなくもう少し(左党にも受け入れられやすいような)バリエーションはないものかな、などと考えていた矢先に、ヨーグルトの水切りをする、というこの記事に出会ったわけです。
実際に一晩水切りをすると、まるでクリームチーズのようなほどよい固さになり、しかももともとがヨーグルトですから、極めて新鮮かつ深い味わいが得られました。
クラッカーに乗せてそのまま食べてもよし、チーズケーキなどに使うのもいいと思います。
また、水切りの時間が短い(30分~1時間くらい)と、良質なサワークリームのような味わいになりソースなどにもぴったりです。

水抜きの仕方は簡単で、コーヒーメーカーにコーヒー用のフィルターを敷いて、その上にヨーグルトを載せ、ラップをして冷蔵庫に入れておくだけ、です。

ご存知の方からすれば、「何をいまさら」というような話でしょうが、私にとっては正に「目から鱗が落ちる」想いでした。

よろしければどうぞ、だまされたと思って、お試しください。
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久しぶりのインドアクライミング [ダイエット]

朝のうちは高曇りで、時折柔らかな陽射しもありましたが、夕方からは天気予報通りの雨になりました。

今日で、大型連休の前半が終わります。
今年の大型連休は、2日と6日を休むことができると、うまく行けば10日間連続の休みが取れるので、いつも以上に旅行などのレジャーに出かける方も多かったはずなのでしょうが、今年は震災の関係もあって少々湿りがちになっているようです。
それでも、29日の下り線の高速道路や列車はかなり混雑したようですし、今日も上り線の高速道路は渋滞となっていました。

climbing.jpg私は、後半の連休に出かける用事がありますので前半は大人しくしていようと思い、そのかわり前々から気になっていた、自宅近くのインドアクライミングジムに出かることにしたところです。
クライミングジムとはいってもボルダリング専門のジムで、それゆえに気軽に出かけることができるので、私のように、現在パートナーが身近にいない人間にとってはうってつけ。
リードウォールでは、確保をしてくれるパートナーがいなければ登ることが出来ませんが、ボルダーであればウォールの高さが5mにも満たないので、プロテクションをとる必要がないのです。

情けないことですが、この7〜8年くらい、全くクライミングからは遠ざかっており、それと軌を一にして体重が増加してきていたのは、既にこの項目(ダイエット)でこれまでにも書いてきたところです。
危機感を抱いてダイエットに取り組んだ結果、それでもやっとちょっと太り気味くらいのところまで来ましたので、今月の末、久しぶりに昔のクライミング仲間と一緒にクライミングに出かけようと言う話がでてきました。

そんなわけで、いかにも泥縄的な話なのですが、少しクライミングの勘を取り戻しておく必要があるな、と思ったところです。

以前、インドアクライミングで使っていたフラットソールを引っ張りだし(左上の写真)、早速壁に取り付いてみましたが、やはりなかなかスムーズなムーブはできません。
右肩の五十肩の影響でクロスムーブ(特にクロスオーバー)を行おうとすると、右肩にきつい痛みが走るなど、かなり情けない状態です。
それでも、何度か登り降りを繰り返しているうちに、だんだん体が動いてくるようになるから不思議ですね。
頭ではなく体がある程度覚えているということなのでしょうか。

しかし、もちろん、まだまだぎこちないことに変わりはありません。
しばらくは楽しみながら通い、本番のクライミングに備えるつもりです。

それにしても、こんな前向きな気持ちになれるのも、ある程度ダイエットの効果が出てきたことの裏返しなのかもしれませんね。
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脂肪吸引手術 [ダイエット]

今日も気持ちの良い晴天となりました。
雲は多少出ていますし、気温も低いのですが、それだけに爽やかな感じですね。
日比谷公園の八重桜も、漸く見頃を迎えています。
八重桜
昨晩は、夜になって雲がはれ、きれいなお月さまに出会えました。
望月と十六夜はあいにくの曇り空だったので、殊のほか嬉しく眺めてしまいました。

さて、かなり話題になった2009年の脂肪吸引手術による死亡事故に関し、医師の逮捕という方針が固まったようです。

品川美容外科医師を逮捕へ=脂肪吸引手術の女性死亡-業過致死容疑・警視庁

亡くなった女性の小腸には約10カ所に穴が開いていたとのことで、医師が挿入した管でつけた傷とみられるとのことですから、医療ミスの確率はかなり高そうですね。
同課(警視庁捜査一課)は同院や品川本院(港区)などを2回にわたり家宅捜索。押収資料の分析や専門家の意見などから、医師が手術前に前田さんの脂肪量や体内の検査を十分にせず、術後の経過観察や対応も不適切だったと判断した。

にもかかわらず、この医師は「手術は適切だった」と述べているそうですから、認識は双方で真っ向から衝突しています。
しかし、事実として施術された女性は亡くなっているのですから、今後のためにもきちんと究明されるべきであろうと思われます。

ところで、品川美容外科は、こうしたカテゴリの中ではかなり料金が安いので評判なのだそうです。
ネットの評価もいろいろあるようですが、流れ作業のように手術された、などという記述もあり、美容整形というものの性格上、それはさすがにいかがなものかと思われます。

それにしても、脂肪吸引手術、どうなんでしょうか?

ヒトの体の中で、余分な脂肪をため込むばかりではなく、その新陳代謝まで司る脂肪細胞を強引に抜き取るということ自体、私としてはどうも首をかしげざるを得ません。

確かに脂肪細胞は、発育期において盛んに分裂を繰り返し形成されるもので、成人になってしまうとそれ以上は増殖しないそうですから、その後に取り去れば、原理的には脂肪をため込む場所が無くなることになります。
従って、これも理論的にいえば、ため込む場所が無くなる以上、リバウンドもしない、ということになるのでしょう。

しかし、もともとそうした脂肪細胞を必要としてきた体であったわけなのですから、依然として入ってくる脂質の行き場はどうなるのか。
素人考えに基づけば、吸引されなかった外の脂肪細胞に溜まることになりそうですが、脂肪細胞そのものは増えないわけですから、これまでと同じような生活習慣を続けていれば、当然余ってしまいますよね(リバウンドしないことに気を良くして、さらにたくさん食べたりすることもあり得ます)。
とすると、これはやはり血液中に留まらざるを得ないのではないか。
脂肪を消費する場所やため込む場所を探して、脂肪が体中を駆け巡るのではないでしょうか。
とすると、結果として脂質異常症(高脂血症)ということになるのではないか、と危惧されるのです。
脂質異常症は、動脈硬化や膵炎を誘発させるかなり恐ろしい病気で、脳梗塞や虚血性心疾患、大動脈破裂など、死に直結する可能性も高くなります。

また、話によると、脂肪細胞を吸引するというこの手術は耐えがたいほどの痛みを伴うので、施術に当たってはかなりの麻酔を必要とするそうです。
大量の麻酔薬の投与による危険性も、恐らく無視できないレベルなのではないでしょうか。

病的な肥満で、他に治療の方法がないなど、真にやむを得ない事情がある場合などは、施術も致し方ないのかもしれませんが、単におなかの脂肪を簡単に落としたいなどといった安直(失礼!)な理由でこのようなリスクを冒すのはいかがなものかと、正直思いますね。

私事で恐縮ですが、私も腹周りの余分な脂肪には悩まされ続け、風呂に入りながらそれを手でつかみ、「ああ、こいつを一気にナイフかなんかで切り取ることができれば」などと考えたことが何度もあります。
一番肥っていたであろう4年くらい前の腹周りは95cmくらいあったのではないでしょうか(もっとあったかもしれませんね)。
家内からも「そのマワシをなんとかしなくちゃね」などと言われたものです。
両手でその腹の肉をつかむと、正に力士のマワシといった体でしたので(^_^;
それが、毎日定期的に体重を計ることから始めたダイエットによって、現在では80cm程度に落ちています。
スーツのサイズもB体からA体になりました。

このような手術を受けなくても、焦らず地道に体質改善を図れば、肥満状況からはきっと抜け出すことができるはずです。
これに関しては、意志の弱い私ですらできたのですから、自信を以て断言します。

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メタボと骨粗鬆症 [ダイエット]

昨晩から雨となり、今朝までそれが残っていたのですが、昼くらいには陽射が戻りました。

ityo0419.jpg前にもちょっとふれたことがあるのですが、私は枝の先につく花や葉よりも、幹から直接顔を出すそれらの様の方が好みであったりします。
とりわけ、銀杏の葉のように、ごく小さな葉がだんだん大きく育つような樹の場合、一層その思いは強くなります。

今日のお昼、いつもの通り日比谷公園に散歩に出かけた際、街路の銀杏が小さな若葉を付け始めていて、あっと目を見張りました。
もう、疾うにそういう時期になっていたはずなのに、これまで気づかなかったからです。
いくつかの幹を見て回っていると、その中に小さな葉を見つけました。
あまりに可憐だったので、携帯電話のカメラで撮影。
すっかりご機嫌になって職場に戻ったのでした。

さて、ここのところダイエット関連の記事から遠ざかっています。
安定期に入っているものか、体重の方は71kg近辺にあり、体脂肪率も16%から17%あたりのところに落ち着いていて、大きく減りもしない代わりに増えることも無くなっていて、前から一つの目標にしていた、70kgを切る、というところまでなかなかいかないという事情もあってのことです。

そんな中ですが、気になる記事があったのでご紹介します。

ちょいメタ親父は骨がもろい!?
骨粗しょう症は「骨の強度が低下し骨折しやすくなる骨の障害」と定義される疾患。もちろん男性も罹患する。患者数は女性の3分の1、約300万人と推計される。数は少ないが発症後の影響はより深刻で、骨粗しょう症骨折後の男性の死亡率は一般に比べ、3.51倍に上昇するという報告があるほど。

うーん、これはちょっと見過ごしにはできませんね。
しかも、だ。最近の研究でメタボリックシンドロームに関連した骨粗しょう症が注目されるようになった。メタボ型の骨粗しょう症の特徴は骨量=骨密度は変わらないのに骨の質が劣化すること。特に生活習慣がダイレクトに影響する2型糖尿病では「糖漬け」のコラーゲンがボロボロに劣化し、ちょっとした圧迫や衝撃で折れてしまう。一般的な骨密度検査では「骨質」まで評価できず、今現在、糖尿病患者の骨折リスクは放置されたままだ。

コラーゲンの量が減るだけではなく、そもそもその質自体が劣化するというのです。
コラーゲンは骨を形成する上での「鉄筋」のような役割を担っているとのことですから、確かに深刻だなと思われます。

それ以上に、男性があまり骨粗鬆症を意識しないということの方が問題が大きいような気がします。

「あれは女性の病気で、性差によるところが大きい」と高を括っている向きもあるのではないでしょうか。
しかも、「一般的な骨密度検査では「骨質」まで評価できず、今現在、糖尿病患者の骨折リスクは放置されたまま」というのですから、恐ろしいことですよね。

骨や筋肉は、常に何らかの形で負荷をかけることによって、新陳代謝が活発化し再生能力が高まるといわれます。
この記事にもある通り、日光をきちんと浴びてビタミンDを作り、筋力トレーニングを続けることが一番の対策となるようです。

とすると、怠け者の私が取り敢えず行っている、お昼の散歩も意外に効果があるのかも、などとちょっと自己満足に浸ってしまいました。

それにしても、スクワットには和式便所が一番、という下りには、うーん、それはそうだろうなと首肯してしまいます。
そういえば、そういう手洗いで用を足すことがあまりにも少なくなりました。
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人間ドック [ダイエット]

今日は曇り空から、夜には雨になりました。
昨日と比べて気温は高く、どうやら明日は晴れるようです。

tubaki0226.jpg椿の花がきれいに咲いていました。
春はもうすぐそこまで来ています。

昨日・今日と人間ドックを受診してきました。
今回初めて大腸スコープを受けるので一泊ドックとしたところです。
といっても、特に何か自覚症状があったわけではありません。
50歳も半ばとなると、やはり一度は受けておくべきではないかと、友人や知人から勧められたことが一つのきっかけでした。

大腸スコープというと、大量の下剤(ゴライテリー液)を飲むなどの前準備が大変という意識が強かったのですが、実際にはムーベン液というレモン味の下剤を2リットル、二時間くらいの間に飲むということです。
ビールだったら楽勝な量なので、まあなんとかなるだろうと高を括っている私の前に、ドドーンとポリ袋に入ったムーベン液が置かれました。
飲みやすいように冷やしてあるし味もレモン味ですから、という看護師さんの説明を受け、ではではと早速コップに汲んで一杯めを飲みます。
確かにレモン風味ですが、味はレモンなどとは似ても似つかぬちょっと表現に迷うようなもので、あまり口の中で味わいたくはないなと一気飲み。
二杯めもぐっと飲み干し、それからおもむろにラベルを読むと、ゆっくり飲め、と書いてありました。
しかも、1〜2杯までは特にゆっくりと一杯を15分くらいかけるように、となっているではありませんか!
これはしたり!
仕方がないので三杯目からはゆっくり飲むことにしましたが、必然的に味わって飲むことになり、はっきりいってうんざりするような味です。
人によってはとても飲めないということもあるそうですが、宜なるかな、というところですね。

1.5リットルを飲み終わるころからおなかがゴロゴロしてきて、その後、間歇的に催し、2リットルを一時間強で飲み終えて終了。
腸内洗浄も順調に完了したので、いよいよ大腸スコープ検査です。
脱水症状の緩和のためと腸の動きを抑制するために点滴を打ちながら、スコープを入れられました。
直腸に入る瞬間はちょっと違和感がありますが、胃カメラを飲むよりは遥かに楽です。
ただ、腸の中に空気を入れられるのでおなかが張ってちょっと苦しくなってしまうことがありますね。
それから、これは情けないことですが、何か変なものが見つかってしまうのを恐れる気持が強く、早く終わってくれないだろうか、という想いが強くなってもいました。
案の定、S字結腸にポリープが見つかり、今すぐとらなくても大丈夫だとは思いますがどうします?と訊かれ、二度手間になっても面倒ですから、ついでに除去してもらいました。
カメラを見ていると、投げ縄のようなものでポリープを縛って括り根元を高熱で焼き切っているようです。
取り去った後は白くなっていて、これは皮膚を焼いたことによって変色したものだとのことでした。
このように簡単に書いてしまいましたが、これはやはりスコープを操作する先生の腕が確かだったからなのでしょう。
ありがたいことだと感謝、です。

それでも、この処置は「手術」なのだそうで、人間ドックという健康診断から外れて保険診療となってしまいました。
術後一週間は禁酒。出張や旅行や激しい運動は厳禁で、コーヒーや紅茶、炭酸水などの刺激物、香辛料、ごぼうや茸など繊維の多いものも控えるように、とのことでした。
うーむ、そうかこれは手術なんだな、と妙に納得です。
中でも、一週間の禁酒はちょっと寂しいところですね。
除去したポリープが、がん性であるかどうか検査をするとのことで、検査結果は再来週くらいに教えてくれるそうです。

いずれにしても、ポリープを発見でき、それを除去できたのは幸いでした。
今回受けなければ、何れ潜血反応などで精密検査を受けざるを得なくなり、余計な時間がかかったことでしょうから。
それに、これは副次的ですが、腸内清掃によって宿便を全て排出できたのもありがたい効果だと思っています。

さて、初めての経験であった大腸スコープはこんな具合となってしまったのですが、その他の項目は、ダイエットのために取り組んできた食事療法や継続的な運動の効果があってか、かなり改善されていて、自分でもちょっと驚きました。
酒飲みのわりには肝臓の値はさほど悪くはなかったのですが、尿酸値などは高めであったし、逆流性食道炎もあったりしましたので、注目していたわけです。
その尿酸値はかなり改善された上、なんと慢性的な胸焼けに悩まされてきた逆流性食道炎も治りかけているとのこと。
総コレステロールは158、悪玉コレステロールは71、中性脂肪は45、γーGTPは21、血糖値もヘモグロビンA1cも基準値をかなり下回っています。

何よりも、身体測定の結果、肥満の傾向は見られないと診断されたことが嬉しくてなりません。
ひどい時は体重が90kg、胴回りも96cmなどという状況でしたから。
肥満状態が解消されたことで脂肪肝もなくなり、例のメタボの指標である胴回りも82cmでした(もうちょっと頑張りたいところです)。

膝や腰痛を解消するために取り組んできたダイエットでしたが、想像以上に体全体のケアを進めてくれるものとなったようです。
適度な運動、適度で規則的な食事、飲酒の制限、など、それほど辛いことをしてきたわけでもなかったのですが、効果は覿面でした。
これに勇気づけられましたので、これからも心がけて生活していこうと改めて思い直しているところです。


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