里山ウォーキング [山登り]
五月ももう中旬に入りました。
五月一日より新しい職場での勤務が始まり、日々それなりのカルチャーショックを受けつつも、何とか頑張っている次第です。
以前の職場では、役職定年とは言い上、一応の役職名がありましたが、現職場では肩書なしの「一般職員」。これまでの30年近くは何らかの肩書があったので、なんだか却って新鮮な気がします。
そうはいっても仕事自体は専門職なので、代替の利く一般事務というわけにはいかず、それなりのプレッシャーも感じている次第です。
久しぶりのこのブログの更新となります。
以前も書きましたが、四月中は無職でありながらも(無職ゆえにかもしれませんが)何だか落ち着かず、ブログの記事をまとめる気力もなかなか湧いてきませんでした。
家内が病気治療のためずっと家にいて、短期で入院をしたりもしたことなども影響したのでしょうか。山にも行けず音楽もあまり聴かず、ひたすら日々の雑事などをこなしていたのでした。
そんな状況でしたから、新しい仕事に就いて果たしてきちんとこなすことができるだろうか、と危ぶんでいたのですが、いざこうして仕事に就いてみると、意外なことに気持ちも安定してきたように思われます。
サラリーマンの習性が骨の髄まで浸み込んでいるということなのでしょうか。
さて、一か月間無職でおり、こんなに長い間仕事をせずにいたことはこれまでにありませんでしたから、これは私にとってある意味では貴重な体験でした。
せっかくなのだから山に行ければいいな、などとも考えましたが、現在の家内の状況を鑑みたとき、もしも私が山に行っている間に何かあったら困るわけで(これは家内にも私にも当てはまります)、さすがに自重せざるを得なかったわけです。
さりとて、日がな音楽を聴いているわけにもいかない。私と家内とでは聴く音楽の好みが違いますから、どちらかに合わせればどちらかに不満が残ります。
そんなわけで、あるときはテレビをつけっぱなしにしていたわけですが、平日の昼間のテレビというのは何とも不毛なコンテンツの垂れ流しという感じで、多少なりとも完結的な満足を得ようと思うと、日に3~4本くらい流れているサスペンス物の再放送を見るしかありません。CMなどは怪しげな通販広告みたいなものばかりで、これはあまりにも視聴者を舐めているのではないかと感じました。
一番困るのは体がなまってくることで、体重は増加し、柔軟性は失われ、持久力も低下してきます。
さすがに限界を感じ、近くの里山方面へのウォーキングを実施しました。
10km超の距離を、だいたい時速7kmくらいのペースで歩きます。
里山までの間も結構なアップダウンがありますから、距離以上の運動量も確保できました。
花粉対策は必要でしたが、季節の上でも良い時期でもありましたから、これは大正解でした。
里山の風景はこんな感じです。
山の中に入ると、若葉がまぶしい。
稜線上はそれなりに山らしい雰囲気をたたえています。
ひどい雨降りでもない限り出かけましたので、きしんでいた体も徐々に動くようになってきました。
自宅のあるあたりはそれなりに都心近郊の住宅地なのですが、ちょっと足を延ばすと結構な自然が残されています。
ウコギやハリギリなどの山菜も生えていて(時期的に遅く、採取はできませんでしたが)、秋にはキノコも楽しめるエリアです。
土日や休日は、子供連れなどでかなりの人出がありますが、さすがにこの時期の平日はそれほど混んでいません。
ウォーキングやランニングをしている方も見かけますが、私の年齢あたりから下の世代はほとんどおられないようです(平日ですから当たり前なのですが)。
里山から街中に戻ってくると、頑張って働いている方々に出会い、なんだか無職の身が恥ずかしいような、不思議な感覚にとらわれました。
五月一日より新しい職場での勤務が始まり、日々それなりのカルチャーショックを受けつつも、何とか頑張っている次第です。
以前の職場では、役職定年とは言い上、一応の役職名がありましたが、現職場では肩書なしの「一般職員」。これまでの30年近くは何らかの肩書があったので、なんだか却って新鮮な気がします。
そうはいっても仕事自体は専門職なので、代替の利く一般事務というわけにはいかず、それなりのプレッシャーも感じている次第です。
久しぶりのこのブログの更新となります。
以前も書きましたが、四月中は無職でありながらも(無職ゆえにかもしれませんが)何だか落ち着かず、ブログの記事をまとめる気力もなかなか湧いてきませんでした。
家内が病気治療のためずっと家にいて、短期で入院をしたりもしたことなども影響したのでしょうか。山にも行けず音楽もあまり聴かず、ひたすら日々の雑事などをこなしていたのでした。
そんな状況でしたから、新しい仕事に就いて果たしてきちんとこなすことができるだろうか、と危ぶんでいたのですが、いざこうして仕事に就いてみると、意外なことに気持ちも安定してきたように思われます。
サラリーマンの習性が骨の髄まで浸み込んでいるということなのでしょうか。
さて、一か月間無職でおり、こんなに長い間仕事をせずにいたことはこれまでにありませんでしたから、これは私にとってある意味では貴重な体験でした。
せっかくなのだから山に行ければいいな、などとも考えましたが、現在の家内の状況を鑑みたとき、もしも私が山に行っている間に何かあったら困るわけで(これは家内にも私にも当てはまります)、さすがに自重せざるを得なかったわけです。
さりとて、日がな音楽を聴いているわけにもいかない。私と家内とでは聴く音楽の好みが違いますから、どちらかに合わせればどちらかに不満が残ります。
そんなわけで、あるときはテレビをつけっぱなしにしていたわけですが、平日の昼間のテレビというのは何とも不毛なコンテンツの垂れ流しという感じで、多少なりとも完結的な満足を得ようと思うと、日に3~4本くらい流れているサスペンス物の再放送を見るしかありません。CMなどは怪しげな通販広告みたいなものばかりで、これはあまりにも視聴者を舐めているのではないかと感じました。
一番困るのは体がなまってくることで、体重は増加し、柔軟性は失われ、持久力も低下してきます。
さすがに限界を感じ、近くの里山方面へのウォーキングを実施しました。
10km超の距離を、だいたい時速7kmくらいのペースで歩きます。
里山までの間も結構なアップダウンがありますから、距離以上の運動量も確保できました。
花粉対策は必要でしたが、季節の上でも良い時期でもありましたから、これは大正解でした。
里山の風景はこんな感じです。
山の中に入ると、若葉がまぶしい。
稜線上はそれなりに山らしい雰囲気をたたえています。
ひどい雨降りでもない限り出かけましたので、きしんでいた体も徐々に動くようになってきました。
自宅のあるあたりはそれなりに都心近郊の住宅地なのですが、ちょっと足を延ばすと結構な自然が残されています。
ウコギやハリギリなどの山菜も生えていて(時期的に遅く、採取はできませんでしたが)、秋にはキノコも楽しめるエリアです。
土日や休日は、子供連れなどでかなりの人出がありますが、さすがにこの時期の平日はそれほど混んでいません。
ウォーキングやランニングをしている方も見かけますが、私の年齢あたりから下の世代はほとんどおられないようです(平日ですから当たり前なのですが)。
里山から街中に戻ってくると、頑張って働いている方々に出会い、なんだか無職の身が恥ずかしいような、不思議な感覚にとらわれました。
新しい職場にもすんなり馴染めたようで何よりです ^^
奥様の治療を考えると気軽に家を空けられない・・・色々気苦労があったこともお察しいたします。
それにしても10km超の距離を、7km/h!
それも山道ですから驚異的なスピードです。
ウォーキングというよりトレランですね。
私も体力が落ちてますので見習いたいところですが無理は禁物、自重いたします (;;)
by tochimochi (2015-05-13 22:39)
僕の【カルチャーショック】体験です。
↓
初の海外【インド】で受けた【超絶】カルチャー・ショック [わが里程標]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-07-23
by Hirosuke (2015-05-14 10:56)
こんにちは。
>CMなどは怪しげな通販広告みたいなものばかりで、これはあまりにも視聴者を舐めているのではないかと感じました。
確かに舐めてますね。(苦笑)洗脳されやすい国民性は欧米人から見れば赤子の如し、ですかね。危険ですが、もう遅いかも。^^;
大変な状況下でお察し致しますが、健康第一で頑張ってください。
by のら人 (2015-05-14 13:22)
私はずーと無職で…
by 夏炉冬扇 (2015-05-14 18:34)
tochimochiさん、こんばんは。
前職は対人的な交渉ごとが主体でしたので、その意味では新しい環境にも割合適合性が高いようです(^^;
10kmは、もちろん自宅からのアプローチも含めた距離です。山の中でペースが落ちる分を平地で稼ぐ、という感じでしょうか。
by 伊閣蝶 (2015-05-16 01:03)
Hirosukeさん、こんばんは。
記事、拝見しました。
私も初めて欧州に出張に行ったおり、スーツケースが搭乗した空港に置き去りにされて参った経験があります。
リコンファームも初めての身には結構な負担で、事前に一生懸命トレーニングをしたことを思い出しました。
by 伊閣蝶 (2015-05-16 01:06)
のら人さん、こんばんは。
洗脳されやすい国民性は欧州人から見れば赤子のごとし。全く仰る通りですね。
特にダイエット関連のサプリなど、どうして怪しいと思わないのか不思議になります。
環境の激変に、まだきちんと頭がついていっていませんが、何とかじたばた頑張りたいと思います。
by 伊閣蝶 (2015-05-16 01:10)
夏炉冬扇さん、こんばんは。
無職だなんてとんでもない。
作物の生育という、正しく実業を精力的に実施されていて、私には眩しい生き方と感動しております。
by 伊閣蝶 (2015-05-16 01:12)