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アウトランダーPHEV [日記]

週末、横浜の自宅に帰っておりました。
しばらく帰っていなかったこともありますが、ちょうど車の定期点検の時期でもありましたので、購入したディーラーに依頼しに出かけたのです。
私の使っている車は三菱のアウトランダーで、新発売となった2005年10月に購入したので、7年半くらい乗っていることになります。
三回目の車検を受けた車ではありますが、まだまだ快調に走ってくれています。
今回は、12日の金曜日の晩に津を出たのですが、日付が変わるころに高速道路を下りれば休日割引料金になりますので、焦って飛ばす必要もなく、左端の走行車線をゆっくり走りました。
無理な追い越しをせずに、8~90km位のスピードをキープして走ったところ、燃費はリッター15kmと、4WD・2400ccの車としてはまずまずの好成績です。
津に戻ってきた今日は昼間に走りましたので、それなりに車も多く追い越しのための加速もせざるを得ませんでしたからちょっと成績は落ちましたが、それでもリッター13kmは楽勝で超えました。
夕方、津に戻ってきていきつけのスタンドで給油したところ、29リッターで、400km近くを走ってこのくらいで済むのならありがたい限りです。

そんなわけで、次の車検が終わるくらいまではこのまま乗り続けるつもりですが、それでも新車には興味津々。
特に、先日新発売となったアウトランダーPHEVは、なんとリッター60kmを超える燃費ということもあり、いったいどんな構造でどんな乗り心地なのだろうかと思っていたところです。
そのアウトランダーPHEV、試乗できるというので、これはこれはと早速乗せてもらいました。
outlanderphev.jpg
運転席に座ってイグニッションキーを探すのですが、これがありません。
「シフトレバーの前にパワーと書かれたプッシュボタンを押してください」と、後部座席のディーラーから声がかかり、押すとスイッチが入って始動。そうか、これは基本的に電気自動車なんだと納得です。
私が現在乗っているアウトランダーよりも1トン以上重い車なのだそうですが、その重さを感じさせない滑らかな動き出しと、モーター駆動なので当たり前のことなのでしょうか、極めて高い静寂性にびっくりです。
ただ、なんといいましょうか、車を運転しているという感覚とはだいぶ異なりますね。
私は電車の運転などもちろんしたことはありませんが、もしかするとこんな感じなのだろうかと思いました。
e-Assistやアイドリングストップも当然装備されていますし、両サイドや後部にもカメラが搭載されていて、周囲の状況はダッシュボードのモニターですべて確認できます。
また、電気自動車の売りの一つである災害時などの電源補給に関しても、100V/1500kwのコンセントから家電などへの電力供給も可能とのこと。
ここまで便利になっているのかと、正直に申し上げて驚愕しました。

とはいいつつ、先にもちょっと書きましたが、車を運転しているという感覚からあまりに外れすぎている点に違和感を持ったのも事実です。

一番違和感があったのはエンジンブレーキ。
私たちのようにマニュアル車を長く運転してきた世代は、例えばカーブを曲がったり交差点などで減速をするさい、シフトダウンをしながらクラッチを滑らせアクセルを開けてエンジン回転数を調整したりしながらエンジンブレーキを最大限に活用してきました。
私の乗っているアウトランダーも、オートマチック車というよりは、むしろノークラッチの車であり、特にハンドルについているパドル・システムによるギアチェンジを大変重宝しています。
減速が必要な際、これでシフトダウンをすると、エンジンの回転数が上がって如何にもエンジンブレーキが利いている、という感覚になりますが、PHEVでシフトダウンをしてもその感覚が全くありません。
で、ついついフットブレーキを踏んでしまうわけで、変にブレーキがかかってしまうような気がしてしまうのです。
実際にブレーキがかかって減速していることにかわりはないのでしょうが、あのエンジンブレーキが利く感覚というのは、一種の安心感に直結しているのではないかと改めて感じたところです。

その後、ディーラーから、ご参考までにと見積もりを手渡されました。
先にも書きました通り、今の愛車に特段の不満はなく、最低でもあと三年くらいは乗るつもりなので、はいはいと受け取っただけのことでしたが、さすがに400万円以上のオーダーは、現在の私にとっては現実離れしています。
それに、この車に関しては、リチウムイオン電池の不具合の報告もありますから、まだまだ改良の余地はありそうですね。。

さて、慌ただしい帰宅ではありましたが、久しぶりに連れ合いの料理を食べることができて、大満足。
独りで食事の用意をしていると、どうしても似通ったメニューになってしまいがちなのは連れ合いも同じようで、久しぶりにいろいろ作りたくなったと言ってくれました。
そのお返しというわけでもありませんが、連れ合いの職場の制服(白衣)のズボンのすそ上げをしてきました。
全部で5本あるようですが、そのうちの2本を私が担当。
意外に思われるかもしれませんが、私は結構裁縫が得意なのです。
カッターシャツの袖のボタンなどは着たままで付けられますし、ズボンのすそ上げは、以前から自分でやっていました。
老眼で厳しくはなっていますが、今でも針に糸を通すのはそれほど困難でもありません(糸通し器も使いません)。
職場には小さな裁縫セットが置いてあり、必要に応じて使えるようにしてあります。
そのほかにも、車で洗剤などの家庭用品の買い出しをしたり、冬物のクリーニングを出しに行ったりして、久しぶりに自宅の周囲を回ってきました。
街路の八重桜はまだ花を付けていて、ツツジの花は満開になっていました。
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夏炉冬扇

こんばんは。
私もマニュアルで…
これを乗りつぶすつもりですが…
by 夏炉冬扇 (2013-04-16 18:29) 

伊閣蝶

夏炉冬扇さん、こんばんは。
夏炉冬扇さんもマニュアル車ですか。
私も田舎に帰ったときにはマニュアルの軽トラに乗っています。
by 伊閣蝶 (2013-04-16 21:49) 

Cecilia

私はマニュアル車です。
免許を取ったのは30歳過ぎてからなのですが、マニュアルにしておいたほうが良いと夫から言われ素直にそうしました。(夫はペーパードライバー)またそうしたほうが実家に帰った時にも良いだろうと思ったのです。実際にはいまだに実家で軽トラックを運転していないし、母や弟たちもすでにオートマにしているし、で意味がありませんでした。免許をすんなり取ることができなかったのでその悔しさから購入時にはマニュアル車にこだわり2台目もそうしたのですが、次はたぶんオートマになることでしょう。
今年は車検の年なのですが、そろそろ買い換えたいと思いつつ、もろもろの出費が嵩み難しいです。ほかの車を運転していないのでわかりませんが軽でもパワーがあるなと思っています。(三菱です)
by Cecilia (2013-04-24 09:53) 

伊閣蝶

Ceciliaさん、おはようございます。
もしかすると、オートマ限定がある時期に敢えてマニュアルを選ばれたのですか。
そうであればすばらしいことだと思います。
これは私の経験ですが、クラッチ操作ができるかどうかは、結構大きな違いで、私の場合もお陰で家内の実家での軽トラ運転ができる次第です。
ただ、仰る通り、ノークラッチに慣れてしまうと、マニュアルは厳しくなりますね。

ところで、今の軽自動車、パワーはもちろん、乗り心地や装備もかなり充実していて、HONDAのN-ONEなどは素晴らしい車だと思います。
次の車を軽にしようかと考えてしまうくらいです。
by 伊閣蝶 (2013-04-25 07:29) 

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