So-net無料ブログ作成

黒部の太陽が久々の再上映! [映画]

今日は曇り空になりました。
そのわりに気温はあまり低くなってはいないようですが、やはり寒々しく感じますね。

NHKのBSプレミアムで、熊井啓監督の「黒部の太陽」が放映されるそうです。
kurobe.jpg
放映時間は、3月17日土曜日の20時から22時19分。
ただし、これは残念ながら、これまでに石原裕次郎氏の十七回忌などで上映された編集版で、上映時間は2時間十数分に短縮されたものとのこと。
この短縮版については、以前「熊井啓監督への追悼文」にも書きましたが、故熊井監督も大変不満を感じておられたもので、その点は私も不満です。

しかし、黒部の太陽の原作者である木本正次さん生誕100年、そして、石原裕次郎氏没後25年の節目の年ということもあり、石原裕次郎氏が「大きな画面で観て欲しい」と願ってきたこの作品が、チャリティの目的で放映される運びとなりました。

裕次郎の夢「全国縦断チャリティ上映会」

3月23日・24日の両日、東京国際フォーラムにおいて完全な形の3時間15分版で上映されるというのです。
kurobenotaiyou.jpg
これが新聞などで発表されると、その日のうちに席は完売。
追加の上映会が24日の夜に催される運びとなりました。
私は迂闊なことに、冒頭のBSの記事で黒部の太陽上映の話を知ったわけで、もちろん当初の上映会の席はとっくに売り切れ。
ダメかなあと思いつつ、追加上映会の方にアクセスすると、なんと席が確保できるではありませんか!
いやあこれは本当に嬉しかった\(^o^)/

私は公開当時に劇場で観て(当時中学生でした)、その後、たった一回だけのテレビ放映(1979年頃ではなかったかと思います)を観ました。
テレビ放映のときには、もう24〜5歳でしたから、既にかなりの映画を観、音楽も聴きまくっていた頃です。
撮影の金宇満司、音楽の黛敏郎といった方々の素晴らしい仕事にも瞠目したものでした。
しかし、このテレビ放映も短縮バージョン。
それが、やっと今回は完全版で観ることができるのです。
本当に嬉しく、楽しみでなりません。

石原プロモーションでは、チャリティ上映会ということで、東京国際フォーラムを皮切りに全国各地での上映を計画し、その収益は東日本大震災の復興支援として寄付することにしているそうです。
そして、この上映会の状況如何によってはDVD化も考えているそうで、やはりその収益を東日本大震災復興支援に役立てたいとのこと。

この素晴らしい作品がずっとお蔵入りになっていたことに関し、ずっと悲しく腹立たしい想いをで一杯でしたが、やっとこうして再公開の運びとなった。感無量です。

監督の熊井啓監督は、亡くなる直前まで、この映画の再上映を強く望んでおられました。
その情熱を以て、「黒部の太陽・ミフネと裕次郎」を上梓しておられます。
この映画の内容をより良く知るために、この本は大変有益だと思います。
黒部の太陽という映画そのもののほか、当時の映画の製作現場の問題についても詳細に記述されています。
必読の書ではないかと思っておりますが、残念ながら現在、手に入りにくいようですね。
しかし、「映画『黒部の太陽』全記録 / 熊井啓」が新潮社から出ていて、これなら入手できるのではないでしょうか。


nice!(13)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 13

コメント 12

マチャ

おめでとうございます(^-^)/
父が石原裕次郎さんの大ファンなので、
映画もドラマもよく見てましたし、今でもCDで聴いているようです。
by マチャ (2012-03-04 16:22) 

hirochiki

こちらも、昨日は快晴だったのですが、今日は朝から曇り空で午後からはまた雨が降り始めました。

「黒部の太陽」追加上映会を観に行かれるとのこと、本当に良かったですね!
黒部は、結婚直前に母とふたりで旅行に行きましたので、私にとっては大変思い出深い地です。
まもなくあの震災から一年が経ちますね。
それを前に、このようなチャリティ上映会として再公開されることは大変素晴らしいことだと思います。
裕次郎さんも、きっと天国でお喜びのことでしょう。
by hirochiki (2012-03-04 17:14) 

伊閣蝶

マチャさん、こんばんは。
ありがとうございます。
長年の夢が、私も叶いそうで嬉しくてなりません。
私は裕次郎のファンというよりは熊井啓監督のファンでしたので、無念のまま亡くなった熊井監督のことに想いを馳せてしまいました。
by 伊閣蝶 (2012-03-04 18:22) 

伊閣蝶

hirochikiさん、こんばんは。
名古屋の方もお天気は下り坂ですか。
こちらも一転して肌寒い日になっており、明日からは雨になりそうです。
「黒部の太陽」のこと。ありがとうございます。
本当に嬉しくてなりません。
hirochikiさんもお母様と黒部までお出かけになられたとのこと。
私も何度か足を運んでいますが、何度でかけても圧倒される想いです。
今回の上映会が、東日本大震災復興支援のために行われるということにも感じ入りました。
仰る通り、石原裕次郎氏もきっと満足されていることだろうと思います。
by 伊閣蝶 (2012-03-04 18:28) 

tochimochi

チケット確保できてよかったですね。
黒部の太陽は見たことはありませんが、山屋であれば黒四ダムに関する映画は外せませんね。
まだDVD化もされてないのであればTVの短縮版の方を見ておきたいところです。
話は変わりますが私が小学生(?)だった頃、『若者たち』をTVでやっていました。社会人になって3部作を一挙上映したことがあり、見に行きました。
当時が思い出され、またストーリーも理解することが出来て非常に懐かしい想いをしました。

by tochimochi (2012-03-04 19:21) 

夏炉冬扇

今晩は。
黒部の太陽、この時代は日本が上昇気流に乗っていたころでした。
by 夏炉冬扇 (2012-03-04 19:31) 

伊閣蝶

tochimochiさん、こんばんは。
黒四ダムは、黒部川の「中廊下」にあたるそうで、古い先輩のお話では、やはり大変面白いエリアであったそうです。
上廊下や下廊下の面白さをみれば、それも当然かもしれませんね。
それはともかく、鷲羽岳や針ノ木岳などの山々の情景もふんだんに織り込まれていますから、山屋にとっては見逃せない映画かもしれませんね。
それから「若者たち」、私も懐かしく観ました。
今、NHKのBSでは、そうした昔の日本映画の佳作が次々に上映されていて、大変嬉しく思います。
by 伊閣蝶 (2012-03-04 22:51) 

伊閣蝶

夏炉冬扇さん、こんばんは。
黒四ダムは、1956年に着工、1963年に竣工と、足掛け7年間にも及ぶ大工事の末に完成したものです。
かなりの技術力をもつ山男ですら容易に近づけない北アルプスの心臓部にあれほどのダムを作り上げた当時の日本の土木技術の高さには、今更ながらに驚かされますね。

by 伊閣蝶 (2012-03-04 22:57) 

ムース

貴重な情報ありがとうございました!。レンタル店にも当然ありませんし、NHKでの視聴しかありませんね。
by ムース (2012-03-04 23:19) 

伊閣蝶

ムースさん、こんばんは。
私もこの話を聞いたときには夢かと思いました。
これほどまでにかたくなに一般公開を拒んできた石原プロモーションが、東日本大震災復興支援という名目のもとにその封印を解いたことには素直に喜びたいと思います。
出来ればDVD化が実現されて欲しいと願っています。
by 伊閣蝶 (2012-03-04 23:35) 

Cecilia

内容が気になります。
観る機会が(読む機会が)あると良いのですが。
黒部ダムは一度も行ったことがありません。一度は行ってみたいですね。

by Cecilia (2012-03-06 10:50) 

伊閣蝶

Ceciliaさん、こんばんは。
「黒部の太陽」は、木本さんの原作も大変に読み応えのある本です。
何よりも、あの奥深い黒部川に、7年もの歳月と513億円(当時)の巨費とのべ1000万人の労働力を費やし、171名の尊い命を飲み込んだ世紀の事業という重みに震撼とさせられます。
再上映を待つ声がこれほど高まっている中ですから、恐らく近い将来DVD化も実現することでしょう。
機会がございましたら、映画も是非ともご覧下さい。黛敏郎の音楽も大変立派なものです。
by 伊閣蝶 (2012-03-06 23:38) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。