月と八ヶ岳と焚き火

所用があって、先週の土曜日から月曜日まで帰省しておりました。

八ヶ岳山麓はさすがに冬支度を始めていて、寒さがことのほか身にしみます。

土曜日は十三夜で、わずかに陽の残る東の空にお月さまが浮かんでいました。

携帯電話のカメラではちょっと小さすぎるのですが、編笠岳の右上に浮かぶ月さまの姿が見えますでしょうか。

この時期、木々も冬支度を整えますので、庭には落葉が敷き詰められます。
そんな落葉を熊手で掻き集めて焚き火。
ついでにサツマイモをアルミホイルに包んで焼き芋にしました。

さすがに、焚き火の熱でじっくり焼き上げた芋は、舌触りも滑らかで甘味も強く、絶品です。

私は沢登りも大好きで良く出かけたのですが、沢登りの楽しみの一つは河原などでの幕営の時の焚き火です。
岩魚などの釣果が上がると、獲物の腹を出し、そこにセリなど香りの強い草を押し込んで塩をまぶし、アルミホイルで包んで焚き火の中に入れて蒸し焼きにしたものです。
もちろん、骨酒用にじっくり遠赤外線であぶる獲物も忘れてはなりませんが。

焚き火は、何とも心躍る嬉しいアイテムです。
ここのところ焚き火から遠ざかっていたので、久しぶりの落葉焚きにちょっと感動してしまいました。

そうそう、岩魚は川魚では例外的に刺身でも食べられます。
これがまた絶品なので、ご興味のある向きは是非ともお試しください。

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