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ダイエットのこと(実践) [ダイエット]

これまでの経緯ばかりを書いてきましたが、ここからが本論です。
どのようにダイエットに取り組んだか、という私の実践について書いていきたいと思います。

ダイエットの基本は、とにかく摂取カロリーを減らして消費カロリーを高めること、これ以外にはありません。
摂取カロリーを減らすためには食事療法、消費カロリーを増やすためには運動、簡単にいえばそんな整理になりましょうか。

しかし、何れも目標を高く掲げて勢い込むと挫折してしまいます。
好きなものを食べないで我慢すればストレスがたまりますし、好きでもない運動を長続きさせようなどということは殆ど理想論に近い話です。

実践のための敷居は可能な限り低く設定するのが長続きの秘訣であることは、何もダイエットに限った話ではありませんから。

【注意すべき!安易な肥満対策】


ネットの広告などを見ていると、サプリや飲料を飲むだけでダイエットができる、とか、低周波で筋肉を刺激して楽々部分ダイエットとか、甚だしきは、バンド一本でできる「巻くだけダイエット」といった類の、如何にもおいしそうな話が満ちあふれています。
耳つぼダイエットなどというのもありましたね。
こうしたダイエット手法によって効果があった方も恐らくおられることでしょうが、万人向けであろうか、といわれれば首をかしげざるを得ません。
また、こうした手法はたいていの場合「合わせ技」になっているようで、例えば「耳つぼダイエット」の場合、ツボへの刺激で食欲を抑制し、足りない栄養分をサプリで補給するため、そのサプリの代金だけで数十万もかかった、などという話も聞こえてきます。
その結果、5ヶ月で5kg痩せた、という体験談もあるそうですが、私の経験上、普通にダイエットに取り組めば、別にそんな手法に頼らずともそのくらいの効果は出るように思えます。むしろその後のリバウンドの方が問題となることでしょう。

と、ちょっと余計なことを書きましたが、「楽をして痩せられる」「お菓子を食べながらでも痩せられる」みたいな話は、眉に幾重にも唾を付けて読んだ方が良さそうな気はします。
ダイエットの基本が「摂取カロリーを減らして消費カロリーを高めること」であるとするのであれば、所詮、王道などないのですから。

【レコーディングダイエット】


「レコーディング・ダイエット」は、いわずとしれた、岡田斗司夫氏がその著作「いつまでもデブと思うなよ」で紹介したダイエット法です。
これは、毎回の食事の際にその食べた内容と量とカロリーを逐一記録し、一日の摂取カロリーの総量を確認するというものです。
これを習慣づけることによって、自分の食生活を振り返り、体重の増加につながるような要因を排除していくわけですね。

これは極めて効果的な手法であろうと思われます。

何といっても、自らの意志によって意識改革を図ろうというところが出発点となっているわけですから、この手法を実践している間は常に気持ちがダイエットに対して前向きに働いていくことになり、その効果もまた自らが身を以て実感できるようになっていくことでしょう。

ただし、これはやはりある程度の意志の力は必要となります。
ダイエットの効果を高めるために、間食や飲酒を控えることや、油ものや糖分を控えることが自然にできるようになるまで、不断の意識改革の継続がポイントとなることでしょう。

【私の採った方法(入り口)】


レコーディングダイエットの効果は明らかだとは思いつつ、それほどの強い意志を持ち合わせていない私としては、そこまでは継続的にできそうもないというのが正直な感想でした。
そんな折、義兄からおもしろい方法を聞いたのです。

それは、毎日4回、決まった条件で体重を量ることです。

具体的には、起床時・朝食後・夕食前・就寝前の体重を、毎日量ります。
こんな感じで表を作り、一週間単位で記録すると便利でしょう。
taizyu03.jpg

告白すると、私は体重計に乗るのが(太り始めてからは特に)億劫で、ずっと自分の現実の姿から目をそらし続けてきたのです。
健康診断や人間ドックの時には強制的に量られてしまうので、そのときの数値を前にして愕然としてきた、というていたらくでした。

しかし、これからは心機一転、強い気持ちでダイエットに取り組もうと(その割には安直な手法から始めたのですが)、体重のみならず体脂肪率や基礎代謝量、筋肉量などを量ることのできる体重計を入手し、体重の他にこれら(特に体脂肪率)の値にも注意を図ろうと決意しました。

決意しました、なんて偉そうなことを書きましたが、要はただ毎日決まったタイミングで体重を量るだけ、なのです。
いやあ、これはらくちんですよね。

であるにもかかわらず、やはり「毎日チェックする」というところがミソなのでしょう、生活習慣と体重などとの相関関係が次第に明らかになってきます。

朝起き抜けは、体重は少し減りますが体脂肪は高くなっており、朝食後は体重と体脂肪の双方が高くなる傾向にあること。
夕食前に入浴して体重計に乗ると体重も体脂肪もかなり低くなり、就寝前の体重は食事の量を反映して重くなるけれども、体脂肪はさほど変化しないこと。
などといった一般的な傾向が見えてきました。

また、例えば、酒をたらふく飲んで帰宅し体重計に乗ると、その際には意外なことに体脂肪率が低く出るのですが、翌日か翌々日くらいにそのツケがてきめんに現れてきます。

さらに、体重だけの面でいえば、便秘などになると当然落ちないわけで、それを回避するためにはなるべくたくさん野菜や果物を食べる、それもできれば食事の際の早い段階で食べるように努めると、これもかなり改善されてくる、などということがわかってきました。

この方法を実践することによって、先にも少し触れましたが、2ヶ月くらいで体重は5kgくらい一気に落ちます。

そして、そこから先が本当の勝負、と相成るわけなのでした。

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