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膝の痛みなど [日記]

12月も中旬となり、かなり冷え込んできました。
お天気がいいので、放射冷却の影響も強いのかもしれません。

この時期になると、スーパーなどでシイタケが安く出回るようになります。
先日も、行きつけのスーパーでひとふくろ138円などという値段がついていたので、衝動的に買ってしまいました。
単身ですから一気に食べてしまうなどということにはならず、煮物や炒め物で使った残りを干すことにしました。
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傍らに布団が写っているのは少々恥ずかしいところですが、こうして干しておくと、日光をたくさん浴びて程よく乾燥してくれます。
乾燥させたシイタケは良い出汁も出ますし、煮物にも最適となります。

また、季節柄、小松菜も安く出回りますので、こちらも使い残しを瓶などで再生栽培しています。
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冬は小松菜も良く育ちますし、根腐れなどもないので、毎日水を変えながら楽しんでいるところです。

さて、悩まされている膝痛ですが、リハビリなどを根気強く続けていることもあって、ようやくウォーキングができる程度までには快復してきました。
ただ、肘の痛みや肩の痛みなども出てきて、油断をすると腰に違和感が走ったりするので、動きには細心の注意を払っているところです。

結局、膝痛が一番ひどいとは言うものの、体全体のバランスが崩れているためにところどころで故障が発生するわけで、寒さが厳しくなってくるとそれがてきめんにでるということでしょう。
人間の体というものはかなり精巧な作りになっているのだなと、改めて思い返しました。
リハビリを担当してくださっている理学療法士の方によれば、膝痛の原因は次のような事ではないかとのこと。
あなたは自分が心配するほど筋力が衰えているわけでもないのに、恐々と動いていることもあって、膝に過度の負担がかかっているようです。
恐らくこれまでも安易に膝の動きでコントロールしてきたのでしょう。膝はずっとそれに耐えてきたわけですが、さすがに「ほかにサボっている奴もいるじゃないか!オレばっかり酷使するのはいい加減にしろ!」と怒っているのですよ。

これにはなるほどと頷きました。
つまりは一種のパワハラであり、使い勝手のいい膝にほとんどの動きを押し付けていた、ということなのでしょう。
これは多くの人に心当たりがあるのではないかと思うのですが、仕事をするうえで、事務処理能力の高い優秀な人間により多くの業務が集中してしまうきらいがかなり多く見受けられます。
というよりも、部下に仕事を担当させる際に、「能力を見極めている」といえば聞こえはいいのですが、デキるやつに任せてしまう、という安直な判断をしがちだということです。
そういう理不尽な扱いを跳ね返して能力を発揮できる人間はそれなりに伸びて要職についていくわけですが、往々にしてオーバーワークとなり潰れてしまうとか反抗するなどということにもなりがちでしょう。
また、それらを乗り越えて出世した人も、下手をすると同じようなことを自分の部下に強いてしまうこともあるわけで、組織全体のことを考えれば決してプラスにはなりません。

そういうことが今私の膝でも起こっていて、膝は怒り心頭に発し反旗を翻している、ということでしょうか?と理学療法士の方に感想を述べたところ、「それは分かりやすい表現ですね。その通りと思います」とのこと。

安直な業務運営は組織の為にもなりませんが、自分の体も同じことなんだなと、改めて来し方を振り返り大いに反省させられました。

皆様の中にも部分的な関節の痛みなどで悩まれておられる方もいらっしゃると思いますが、バランスよく働かせるというマネジメントの原点に立ち返ることも、もしかすると有益な対処法なのではないかと、老婆心ながら申し述べさせていただく次第です。
ご用心ご用心、ですね。
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