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新型コロナウィルスワクチン接種券が届きました [日記]

近所の田んぼではほとんどが田植えを終わり、浅黄色の苗が輝くように波打っています。
もうすぐ関東地方も梅雨入りとなるのでしょうが、こうした柔らかな景色は本当に心を和ませますね。
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先日、「新型コロナウィルスワクチン接種券」が送られてきて、ちょっと驚きました。

私は現在64歳ですから、高齢者枠には入らず、9月以降を目途としている一般接種になるのだろうなと考えていたからです。
しかしそうではなく、今年度に65歳を迎える人は前期高齢者という括りになり、それ故に高齢者枠での扱いになるのですね。
尤も、私たちのような年代への接種券の発送が始まったのは5月17日かららしく、そのあたりの区別はあるようですが。

せっかくなのでWeb予約をしてみようとアカウントをとりアクセスしたのですが、既にWeb予約枠は満杯。
朝9時からのアクセスでもダメでした。
それどころか、朝一番ですと予約サイトにつながること自体が難しい。

東京や大阪といった大都市圏では自衛隊による大規模接種が始まっており、予約も比較的スムーズと聞きますが、やはり地方では簡単にいかないようです。

まあ、最初から9月以降でいいや、と考えていたわけですから仕方がないかなと思いましたが、もしかするとどこかに手違いでもあるのではないかとやはり不安になり、コールセンターに電話をかけてみました。
予想はしていたのですが、これが全くつながらない。
10回ほどかけなおして、ようやく順番待ちとなり、それからかなり待って通話が可能となりました。
状況を聞くと、順次拡大はしているけれども、Web予約は週の初めの月曜日の朝一で、瞬く間に満杯になってしまうとのこと。
9時前ではログインできませんから、9時の時報とともにアクセスが集中し、早い者勝ちで埋まってしまうそうです。
予想通りの展開でしたが、高齢者のデジタルデバイドが問題視されている中で、即座にWeb予約枠が満杯になるほど精力的にネットで予約をしている高齢者の方々がかなりおられることに、ちょっと驚きました。
私の素朴な疑問を察知してくれたオペレーターの方は「身内の高齢者のために子供や孫たちが手分けをして予約をしているようですよ」と話してくれました。
なるほど、これは納得です。
なんだか、愛知博の時のパビリオン予約を思い出してしまいました。
あのときは一族郎党血道をあげてネット予約に精を出し、妹がようやく一つ確保したのですが、朝から大変な騒ぎでした。
今回はお遊びではなく、身内のおじいちゃんやおばあちゃんのためなのですから、さらに真剣なのでしょうね。

そんなわけで、状況が分かったこともあり、しばらく時間を置くつもりです。
私自身、特にこれといった基礎疾患はありませんし、肝機能・中性脂肪・コレステロール・血糖値・血圧なども全くの正常値。身長174cmで体重は63kg台、体脂肪も13%程度と、肥満体でもないので、そのうち空きができたら接種してもらうことにしましょう。

接種券が届いたことで、ちょっと気持ちの上でバタバタしてしまい、コールセンターのオペレーターの方にもお時間を取らせ申し訳ないことと思っています。
ただ、オペレーターの方の対応は非常に素晴らしく、私が「ではしばらく待つことにします」といったところ、「来週の月曜日には、接種場所を拡大して新たに予約を受け付けるはずですから、そこでアクセスされてはいかがでしょうか」と勧めてくれたのみならず、厚労省の「コロナワクチンナビのほうがさらに細かく調べることができますから、そちらで空き状況などをご確認されてはいかがですか」とのアドバイスもしていただきました。
うんざりするほどの問い合わせが殺到していることでしょうに、こちらが不安感を抱いていることを察して可能な限り丁寧な受け答えとアドバイスをされる。
全く頭の下がる想いでした。

ブログ上ではありますが改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
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