ご無沙汰いたしております [日記]
二月も下旬となり、日比谷公園の白梅も見ごろとなっています。
日比谷公園の梅の木は、周囲を柵で囲ってあることから、花に近づいて撮影することができません。
ちゃんとしたカメラを持っていけば望遠で取れるのですが、ケータイではこれが精いっぱいです。
中には柵を乗り越えて中に入り、写真を撮っている人も見受けましたが、寒さを耐え抜き春を告げるために可憐な花をつけている梅の木を見ると、さすがにそのような狼藉を働く気にはなりませんね。
そんなわけで、大変見苦しい写真で恐縮ですが、日比谷公園の梅の花と香りを楽しみにしてきた想いを少しでもお伝えすることができればとアップしました。
一月の初め以来ひと月半以上もご無沙汰をいたしておりました。
このブログに記事をアップしなかったのみならず、皆様のブログに訪問することもおろそかになっていました。
直接には、家内の大病による入院・手術と抗がん剤治療に伴う生活の変化などに端が発せられた、ということになるのでしょうが、そうした変化に私が(主に精神的な面で)うまく対応できなかったからにほかなりません。
抗がん剤治療も二回目を終了し、予想されたことではありますが、かなり厳しい副作用に悩まされています。
頭髪などが抜けてしまうことは予めわかっていたことなので、そのための準備もしてきましたが、消化器系等へのダメージや手足の痺れや痛みには閉口している様子です。
特に痺れについては、「正座をして痺れた時の感じがずっとある」ということですから、推して知るべしというところでしょう。
ただ、こういう局所的な辛さについて愚痴をこぼすことはあっても、家内の心が折れることはなく、努めて明るく振舞ってくれていますので、それだけでも私にとっては救いです。
病気療養のため休職中ということもあり、出勤時は送り出してくれ、帰宅時には家に家内がいてくれるという生活が続いています。
結婚してからこの方、朝は私が家内を送り出してから出勤し、帰宅も場合によっては家内の方が遅くなることがありましたから、この変化もなんだか不思議な気分です。
身勝手な男の言い分とは思いつつも、連れ合いが家にいてくれるという環境の心地よさも味わっていたりします。
とりとめのないことを綿々と書きましたが、私自身の現在のありようがとりとめのないものなのでありましょう。
仕事を淡々とこなし、家内には荷が重い家事をやるという日常の中で、毎日がひたすら費消されていく、という感じなのです。
予定では、来週、三回目の抗がん剤治療が行われ、これでようやく治療計画の半分を達成します。
白血球が激減し抵抗力が落ちていますので、とにかく感染症には十分に気を付けなければなりません。
そんな想い(家内に風邪やインフルエンザを移してはならない)もあるせいか、私も風邪ひとつ引いておらず、やはり気持ちの持ちようというのは確かにあるのだなと実感しています。
以前、ある先輩から、「オレは風邪を引かないと決めているんだ」という話を聞き、いやいや自分で決めてもどうにもならないでしょうと返しましたが、事実としてその先輩は風邪を引いておらず、そのときは「そういうこともあるのかな」と思いました。
そして、今の自分に引き比べてみて、この「風邪を引かないと決めている」という気持ちを持つことの効果も、やはりバカにはできないのではないかと感じている次第です。
来週はもう三月。
春はもうすぐそこまで来ています。
「冬来たりなば春遠からじ」という俚諺をしみじみと感じている昨今ではありますが、季節の変わり目、体調管理には十分に気を付けたいと思います。
皆様もくれぐれもお気を付け下さいますように。
日比谷公園の梅の木は、周囲を柵で囲ってあることから、花に近づいて撮影することができません。
ちゃんとしたカメラを持っていけば望遠で取れるのですが、ケータイではこれが精いっぱいです。
中には柵を乗り越えて中に入り、写真を撮っている人も見受けましたが、寒さを耐え抜き春を告げるために可憐な花をつけている梅の木を見ると、さすがにそのような狼藉を働く気にはなりませんね。
そんなわけで、大変見苦しい写真で恐縮ですが、日比谷公園の梅の花と香りを楽しみにしてきた想いを少しでもお伝えすることができればとアップしました。
一月の初め以来ひと月半以上もご無沙汰をいたしておりました。
このブログに記事をアップしなかったのみならず、皆様のブログに訪問することもおろそかになっていました。
直接には、家内の大病による入院・手術と抗がん剤治療に伴う生活の変化などに端が発せられた、ということになるのでしょうが、そうした変化に私が(主に精神的な面で)うまく対応できなかったからにほかなりません。
抗がん剤治療も二回目を終了し、予想されたことではありますが、かなり厳しい副作用に悩まされています。
頭髪などが抜けてしまうことは予めわかっていたことなので、そのための準備もしてきましたが、消化器系等へのダメージや手足の痺れや痛みには閉口している様子です。
特に痺れについては、「正座をして痺れた時の感じがずっとある」ということですから、推して知るべしというところでしょう。
ただ、こういう局所的な辛さについて愚痴をこぼすことはあっても、家内の心が折れることはなく、努めて明るく振舞ってくれていますので、それだけでも私にとっては救いです。
病気療養のため休職中ということもあり、出勤時は送り出してくれ、帰宅時には家に家内がいてくれるという生活が続いています。
結婚してからこの方、朝は私が家内を送り出してから出勤し、帰宅も場合によっては家内の方が遅くなることがありましたから、この変化もなんだか不思議な気分です。
身勝手な男の言い分とは思いつつも、連れ合いが家にいてくれるという環境の心地よさも味わっていたりします。
とりとめのないことを綿々と書きましたが、私自身の現在のありようがとりとめのないものなのでありましょう。
仕事を淡々とこなし、家内には荷が重い家事をやるという日常の中で、毎日がひたすら費消されていく、という感じなのです。
予定では、来週、三回目の抗がん剤治療が行われ、これでようやく治療計画の半分を達成します。
白血球が激減し抵抗力が落ちていますので、とにかく感染症には十分に気を付けなければなりません。
そんな想い(家内に風邪やインフルエンザを移してはならない)もあるせいか、私も風邪ひとつ引いておらず、やはり気持ちの持ちようというのは確かにあるのだなと実感しています。
以前、ある先輩から、「オレは風邪を引かないと決めているんだ」という話を聞き、いやいや自分で決めてもどうにもならないでしょうと返しましたが、事実としてその先輩は風邪を引いておらず、そのときは「そういうこともあるのかな」と思いました。
そして、今の自分に引き比べてみて、この「風邪を引かないと決めている」という気持ちを持つことの効果も、やはりバカにはできないのではないかと感じている次第です。
来週はもう三月。
春はもうすぐそこまで来ています。
「冬来たりなば春遠からじ」という俚諺をしみじみと感じている昨今ではありますが、季節の変わり目、体調管理には十分に気を付けたいと思います。
皆様もくれぐれもお気を付け下さいますように。
ご回復祈念いたします。
by 夏炉冬扇 (2015-02-25 17:22)
お久しぶりです。
奥様の闘病生活と看護の日々、さぞや大変なことだろうとお察しいたします。
私の学生時代の同期も大腸がんで抗がん剤治療を行い、7ヶ月で終了して経過は順調なようです。
>「冬来たりなば春遠からじ」
回復の春は必ず来ます。
気をしっかり持って頑張ってください。
by tochimochi (2015-02-25 22:20)
☆奥様のこと~ショックです。。。大変な毎日を過ごされているのですね
どうかお疲れをおためになりませんよう 笑顔で「これ以上辛くならないように決めて!」(●^o^●)
by まき (2015-02-26 23:44)
夏炉冬扇さん、こんにちは。
温かなお見舞いのコメント、ありがとうございます。
家内のがんばりが私の励みです。
by 伊閣蝶 (2015-02-28 11:26)
tochimochiさん、こんにちは。
温かな励ましのコメント、ありがとうございます。
ご同期の方も抗がん剤治療をご経験ですか。辛い治療ではありますが、経過が順調とのことで、本当に嬉しく存じます。
辛い中でも、心の折れない家内を見ていると、それだけで救われる想いです。
むしろ私の方が元気をもらっているという感じですね。
by 伊閣蝶 (2015-02-28 11:36)
まきさん、こんにちは。
ご心配をおかけしすみません。
温かな励ましのコメントと、とびきりの笑顔、ありがとうございます。
思わず私も顔がほころんでしまいました(*^o^*)
by 伊閣蝶 (2015-02-28 11:38)
伊閣蝶さん、おかえりなさい!
私は年に一二度休みますが、ずっと続けていらっしゃった伊閣蝶さんのお休みは少々心配しておりました。でも、無事に手術も済まれて、治療も進んでいらっしゃるようで安心致しました。そうですね。こういう時は風邪が怖いです。
奥様、ずっとお仕事をされていらしたんですね。これはきっと、良い休養の機会かもしれませんね。
全快なさることを心より祈っております。
by 九子 (2015-03-07 23:31)
九子さん、こんにちは。
ご心配をおかけし、すみませんでした。
たいしたことを書くわけでもないのに、やはり何かを書こうと思うのにはそれなりのモチベーションが必要なのだなと感じた次第です。
家内のこと、お気遣いを頂きありがとうございます。
手足の痛みは相当にきついようで、特に抗がん剤を実施してから3〜4日目くらいが一番ひどいようで、昨日・今日は特にきつそうです。
仕事を休んでいることで、それに伴うストレスからはフリーとなっていますから、仰る通り、その点では良かったと思います。
by 伊閣蝶 (2015-03-08 13:01)