竜ヶ岳に登ってきました [山登り]
この冬一番の寒波がやってきました。
そんな週末の土曜日、鈴鹿山脈の竜ヶ岳に登ってきました。
鈴鹿山脈など北勢方面の山に登るのは、昨年こちらに来てから初めてのことです。
金曜日の晩から寒波がやって来ていて、北勢の方には怪しい雲が張り出していましたので、もしかしたら、とは思ったのですが、東名阪道を走りながら見る鈴鹿の山々は真っ白です。
桑名I.C.を降り、国道421号線を宇賀渓に向けて愛車を走らせます。
藤原岳を始めとして、鈴鹿山脈の北側に位置する山々は結構な積雪がありそうです。
基本的に無雪期を歩く装備で来ましたので、少々不安ではありましたが、まあ、アイゼンまでの必要はなかろうと判断。
落合橋を過ぎたところの無料駐車場は、この時期ということもあるのか、ガラガラでした。
宇賀渓の観光案内所で登山届けを出し、入山料の200円を払います。
因に、宇賀渓の中の駐車場に止めると500円の駐車料金がかかりますが、入山料含みです。
宇賀渓沿いの林道を歩いて行くと「竜の雫」という水場がありました。
そこからしばらくで、遠足尾根分岐。
眺望に優れている上に、空いているらしいという情報がありましたので、こちらから登ります。
植林帯の中の急登となります。
頑張って登ると展望のきく岩場あり、竜ヶ岳方面が春かに見渡せました。
伊勢湾方面の海が輝いています。
そこから少しで730m高点に到着。
ここからの傾斜は緩やかになりますが、雪の量が増えてきました。
所々ぬかるんでいて、雪道以上に滑りやすく、ちょっと嫌な感じですが、尾根の西側に出ると、風は強くなるものの、積雪もそれなりにあり歩きやすくなります。
竜ヶ岳方面の眺望も開けます。
笹原の中を登っていくと、藤原岳が圧倒的なボリュームで聳えています。
この時期のこの辺りにしては結構な積雪がありました。
風もますます強くなってきたこともあり、シュカブラもできています。
やがて、裏道(ホタガ谷コース)との分岐点に出ます。
金山尾根分岐から、来し方を振り返ります。
静ヶ岳・銚子岳方面の分岐です。
ここで、カメラのメモリが一杯という表示が出ました。
ええ!?、と驚いて、調べてみると、なんとSDカードを挿し忘れているではありませんか!
つまり、本体メモリで撮影していたわけです。
やむを得ず、ここからはガラケーのカメラを併用しました。
竜ヶ岳への道です。
風はますます強くなり、体温をどんどん奪われていきます。
竜ヶ岳に到着。
風の通り道なので、ものすごい風圧です。
頂上の雪も所々強風に吹き飛ばされ、地面が見えていました。
銚子岳と、その背後にバリアーのような御池岳です。
釈迦が岳など鈴鹿山脈の南の峰峰です。
遥か遠くに琵琶湖も見えました(ガラケーのカメラなので分かりづらいと思いますが)。
余りに風が強く、体温を急速に奪われますので、早々に表道を下山。
雪の付いた急傾斜の尾根を注意しながら下ると、重ね岩に出ます。
風が強くなければ登ってみるつもりでしたが、今日は断念。
そこからしばらく下ると石榑峠です。
凍結した道を気をつけながら下って。宇賀渓沿いの駐車場に出ました。
思いがけず、今シーズン初の雪山となりました。
先にも書きましたように、基本的には無雪期の装備でしたので、ちょっと戸惑いましたが、風は強いもののそれほど危険な箇所もなかったので、取り立てて不安は感じません。
全くの冬山初心者でも歩くことができると思われますので、素晴らしい眺望を楽しみに、お出かけになってみては如何でしょうか。
そんな週末の土曜日、鈴鹿山脈の竜ヶ岳に登ってきました。
鈴鹿山脈など北勢方面の山に登るのは、昨年こちらに来てから初めてのことです。
金曜日の晩から寒波がやって来ていて、北勢の方には怪しい雲が張り出していましたので、もしかしたら、とは思ったのですが、東名阪道を走りながら見る鈴鹿の山々は真っ白です。
桑名I.C.を降り、国道421号線を宇賀渓に向けて愛車を走らせます。
藤原岳を始めとして、鈴鹿山脈の北側に位置する山々は結構な積雪がありそうです。
基本的に無雪期を歩く装備で来ましたので、少々不安ではありましたが、まあ、アイゼンまでの必要はなかろうと判断。
落合橋を過ぎたところの無料駐車場は、この時期ということもあるのか、ガラガラでした。
宇賀渓の観光案内所で登山届けを出し、入山料の200円を払います。
因に、宇賀渓の中の駐車場に止めると500円の駐車料金がかかりますが、入山料含みです。
宇賀渓沿いの林道を歩いて行くと「竜の雫」という水場がありました。
そこからしばらくで、遠足尾根分岐。
眺望に優れている上に、空いているらしいという情報がありましたので、こちらから登ります。
植林帯の中の急登となります。
頑張って登ると展望のきく岩場あり、竜ヶ岳方面が春かに見渡せました。
伊勢湾方面の海が輝いています。
そこから少しで730m高点に到着。
ここからの傾斜は緩やかになりますが、雪の量が増えてきました。
所々ぬかるんでいて、雪道以上に滑りやすく、ちょっと嫌な感じですが、尾根の西側に出ると、風は強くなるものの、積雪もそれなりにあり歩きやすくなります。
竜ヶ岳方面の眺望も開けます。
笹原の中を登っていくと、藤原岳が圧倒的なボリュームで聳えています。
この時期のこの辺りにしては結構な積雪がありました。
風もますます強くなってきたこともあり、シュカブラもできています。
やがて、裏道(ホタガ谷コース)との分岐点に出ます。
金山尾根分岐から、来し方を振り返ります。
静ヶ岳・銚子岳方面の分岐です。
ここで、カメラのメモリが一杯という表示が出ました。
ええ!?、と驚いて、調べてみると、なんとSDカードを挿し忘れているではありませんか!
つまり、本体メモリで撮影していたわけです。
やむを得ず、ここからはガラケーのカメラを併用しました。
竜ヶ岳への道です。
風はますます強くなり、体温をどんどん奪われていきます。
竜ヶ岳に到着。
風の通り道なので、ものすごい風圧です。
頂上の雪も所々強風に吹き飛ばされ、地面が見えていました。
銚子岳と、その背後にバリアーのような御池岳です。
釈迦が岳など鈴鹿山脈の南の峰峰です。
遥か遠くに琵琶湖も見えました(ガラケーのカメラなので分かりづらいと思いますが)。
余りに風が強く、体温を急速に奪われますので、早々に表道を下山。
雪の付いた急傾斜の尾根を注意しながら下ると、重ね岩に出ます。
風が強くなければ登ってみるつもりでしたが、今日は断念。
そこからしばらく下ると石榑峠です。
凍結した道を気をつけながら下って。宇賀渓沿いの駐車場に出ました。
思いがけず、今シーズン初の雪山となりました。
先にも書きましたように、基本的には無雪期の装備でしたので、ちょっと戸惑いましたが、風は強いもののそれほど危険な箇所もなかったので、取り立てて不安は感じません。
全くの冬山初心者でも歩くことができると思われますので、素晴らしい眺望を楽しみに、お出かけになってみては如何でしょうか。
思いがけない雪山の登山を楽しまれたようですね。
美しい雪山、伊勢湾の海、そして琵琶湖を眺めながらの登山は、きっと空気も澄んでいて気持ちがいいことでしょう。
重ね岩は、面白い形をしていますね。
私も、機会があれば登ってみたいです。
by hirochiki (2013-12-15 20:12)
hirochikiさん、こんばんは。
正に思いがけず雪山にでかけることができた、というところでした。
本来はこういういい加減なことではいけないのですが、何だかものすごく得をした気分です。
寒波は大変厳しいものがありましたが、空気は澄み、気分は最高でした。
もしも機会がございましたら、是非ともチャレンジして頂ければ、と存じます。
by 伊閣蝶 (2013-12-15 21:39)
お早うございます。
山頂はもう行きなんですね。寒いぞ…
朝、冷えてます。
by 夏炉冬扇 (2013-12-16 08:31)
積雪のうえに強風では寒かったでしょうね。
でも眺望にも恵まれ、充実感のある雪道歩きを楽しまれたのではないでしょうか。
私も歩いてみたいのですがスタッドレスがないため行けるところが限られてしまいます^^:
SDカードの差し忘れは私もあります。焦りますよね。
by tochimochi (2013-12-16 19:43)
鈴鹿山脈も雪ですか ・・・
関東ではまだ低山は雪が無いようですが、関西中部地域の方がやはり雪が早いのですね。
竜ヶ岳近辺からの展望は素晴らしいですね。
是非、行って見たくなりました。 ^^
by のら人 (2013-12-16 21:58)
夏炉冬扇さん、こんばんは。
12月、もう雪が来てもおかしくない季節となりました。
冷え込み、気をつけたいものです。
by 伊閣蝶 (2013-12-17 22:58)
tochimochiさん、こんばんは。
さすがに積雪の上の強風は厳しいものがありました。
しかし、久しぶりの雪山はやっぱり楽しくて、実はうきうきでしたね。
SDカードの挿し忘れ、tochimochiさんもおありでしたか。
山の中でそれを知ったとき、さすがに己の迂闊さを恨みました。
by 伊閣蝶 (2013-12-17 23:01)
のら人さん、こんばんは。
この辺りは、本州の中で最も南北の距離の短いところで、しかも途中に高い山岳がありません。
そのため、北からの寒波がそのまま鈴鹿山脈にぶち当たるようですね。
それ故に、大変面白い山域だと思います。
機会がございましたら是非ともお出かけ下さい。
by 伊閣蝶 (2013-12-17 23:04)