出来ればやりたくない家事ランキング

相変わらず暑い日が続きます。
仕事で疲れて帰る住居は、単身の故もあってかがっかりするほどの暑さです。
汗だくで帰り着くわけですから、着替えた後はとにかく風呂の用意をし、その間に夕食の支度にとりかかります。
今の時期は風呂もすぐに沸いてしまうので、サラダ用の野菜を切ったり、炒めものなどの下ごしらえをしたり、味噌汁用に煮干しと昆布を鍋に入れてひと煮立ちさせているくらいで、入浴と相成ります。
飲み会でもない限り、これは平日においてほとんど判で押したように繰り返される作業で、二日か三日おきに洗濯という作業が加わります。
部屋の掃除やカッターシャツなどのアイロンがけは週末の作業。
猛暑のこの時期には誠にうんざりさせられますが、さりとてやらないわけにもいきません(^_^;

そんな折、こんな記事を見つけました。

主婦がやりたくない家事ランキング

やりたくない家事は何かという質問では、1位「掃除」31.3％・2位「洗濯」25.3％・3位「食器洗い」24.4％・4位「料理」15.6％・5位「アイロン掛け」2.8％という結果になった。家事の中では「掃除」が一番やりたくない仕事で、次に「洗濯」と「食器洗い」がほぼ同数で多いようだ。その理由を聞いたところ、1位「面倒くさい」42.3％・2位「苦手」35.2％・3位「時間がない」18.4％という結果になった。家事をやりたくない言い訳として「時間がない」と思ってしまいがちだが、単純に「面倒くさい」という理由が一番なのかもしれない。

なるほどなあ。
主婦でもやっぱり家事はやりたくない作業なのですね。
まあ、当たり前のことですが。

因みにこの記事に例示されている家事において、私がやりたくないと感ずるものに順位を付けるとすれば以下の通りです。

1. 掃除
2. アイロンがけ
3. 食器洗い
4. 洗濯
5. 料理

とはいえ、これは「敢えて順位を付ければ」ということです。
どれもできればやりたくはありません(^_^;
掃除が一番嫌なのは、やはり一番面倒だから。
部屋に掃除機をかけるくらいならそれほどでもありませんが、風呂、手洗い、台所、流し、ガスレンジ、換気扇などの掃除は、どれも本当にうんざり。その上にゴミの分別もして出さなければなりませんからね。
「洗濯」は基本的に洗濯機がしてくれますが、襟や袖などのつまみ洗いもしなければならないし、干したり取り込んだり畳んだり仕舞ったり、という一連の作業は当然必要になります。

「料理」にしても、週末など比較的余裕のあるときや、誰か友人などが訪ねて来たので手料理でも振舞おうというときなどは、まあ、多少やる気も出ますけれども、仕事を終えて帰宅した後で毎日やるのは正直にいってこれもうんざりです。

とはいえ、やらないわけにはいきませんし、掃除・アイロンがけ・食器洗い・洗濯などは、サボればサボるほど後で大変な思いをすることになりますから、ためないうちにやってしまうのが吉！ということなのでしょう。

自動式の家具の中で一番ほしいものはどれですか？と聞いたところ、1位「ロボット掃除機」38.5％・2位「自動食器洗い機」29.0％・3位「自動洗濯＆乾燥機」27.6％という結果になった。

これも先のアンケート結果を見れば、当然の展開ですね。
ただ、ロボット掃除機などは、結果としてコヤツが掃除しやすいように部屋の中を片付け、余計なものを置かないということが前提になるのでしょうから、そんなふうに日頃から部屋をきちんと片づけている人には必要がないのではないかと思うのですがいかがなものなのでしょうか。

いずれにしても、夫婦という共同生活の中においては、どちらか一方に家事作業が偏るという事態を極力避ける努力が必要となるように思えます。
夫婦ともどもに就業している場合はなおさらのこと。
ストレスをためないように日々の家事を手際よく済ませたいものと、改めて思いました。

もう一つ気になるのは、家事労働に対してあまり生産性を見いださない風潮についてです。
正業（嫌な言葉ですね）に比べれば一段低いところにある、という感覚が蔓延しているのかな、と。
しかし、今の時代、部屋の掃除を代行するサービスなどが立派にビジネスとして成立していたりするのですから、むしろ私たちの意識をこそ変えていかなければならないのではないでしょうか。
事実、一連の掃除が終わった後に、きれいに片付いた部屋の中などを見渡して感ずるちょっとしたカタルシスはなかなか捨てがたいものがあります。
一つの「達成感」とでもいいましょうか。
その「達成感」をモチベーションにする、というのも、もしかすればありなのかな、と個人的には思います。
毎日のご飯の支度にしても、帰宅途中に冷蔵庫の中身を思い起こしながら献立を考えることは意外に楽しいものがありますから。

義務だとか押しつけだとか、そんなふうに考えるからちょっと辛くなってしまうのかもしれません。
本当は、生活していく上で決してないがしろにしてはならない「仕事」なのですものね。

タグ：家事 洗濯 アイロンがけ 掃除 料理 食器洗い

コメント 8

伊閣蝶さんは、このお盆休みの間もお仕事をされているようですね。
本当にお疲れ様です。
私は、今の時期ですと、一番やりたくない家事はアイロンがけです。
お料理も、特に揚げものなどはしたくないですね。
掃除は、決して嫌いではないのですが・・・なかなか重い腰を上げることができません。
でも、このお盆休みは、少しずつ掃除をしています。
きれいになると、さっぱりとしてけっこうストレス解消にもなりますね。
我が家は、私が仕事をしていることもあり
家事はけっこう分担していると言いますか、手伝ってもらっています。
ひとりで家事をすべてこなすのはとてもできないので、家族には感謝しています。
by hirochiki (2013-08-14 05:37) 

今晩は。
実は田舎の「昔」人間で。大方やらないんです。
申し訳なし。
by 夏炉冬扇 (2013-08-14 18:11) 

こんばんは。
自分も、掃除は嫌い　・・・　と言うか、出来ません。　＾＾；
逆に、ゴミゴミしている方が？　安心するというか　・・・　なんというか　・・・、です。
決して、不潔なわけでは無く、埃が少々溜まっていても気にしないレベルでしょうか。　　しかし、自分のテン場だと異常な程に潔癖症になります。（爆）
by のら人 (2013-08-14 20:59) 

hirochikiさん、こんばんは。
お盆はほかに休みたい人がいますし、連れ合いもここは休めないので、私一人休んでもあまり意味がないのです(^^;
月末にまとめて一週間くらい休もうとは思っていますが。
今の時期、アイロンがけは本当にやりたくありませんね。私も嫌なので、休みの日に気合いを入れて一気にやります。
揚げ物もさすがに辛いものがあります。
お掃除は、きれいになった時の達成感をモチベーションに頑張ろうと思うところです。
hirochikiさんのお宅でも、皆様で家事は分担ですか。
やはりそれが一番いいように思います。
私自身、家族なのだから当然やるべきものと思っていますが、連れ合いから感謝されると、それだけで嬉しくなりますし。
だから逆に、連れ合いにもいつも感謝の念を忘れないようにしようと思うところです。
by 伊閣蝶 (2013-08-14 21:02) 

夏炉冬扇さん、こんばんは。
私のところでは連れ合いが仕事との両立で青息吐息なので、やらないという選択肢がない、という感じです。
奥様に余裕がおありになれば、それはそれで宜しいことかなと思います。
by 伊閣蝶 (2013-08-14 21:06) 

のら人さん、こんばんは。
実は私も同じです。
「ホコリなんかで死ぬわけじゃないんだからいいだろ？」などとうそぶいて、よく連れ合いに怒られました。
ただテン場では、翌朝効率的に早出をしたいが故に、結構神経質に片付けたりしましたね。
by 伊閣蝶 (2013-08-14 21:10) 

伊閣蝶さんの几帳面さには頭が下がります。
私も家事全般が苦手ですが、掃除がやはり面倒です。
きれいにしてもすぐ汚れてしまうので、汚れがある程度まとまってからやるようにしています　＾＾；

by tochimochi (2013-08-14 22:03) 

tochimochiさん、こんばんは。
私が几帳面だなんて、とんでもない誤解です(^^;
やらないと自分が困るので対応しているだけで、本音はなんとかやらずにすませたい、というもの。
掃除にしても、やはり、ぎりぎりまで「我慢」してしまいます。
by 伊閣蝶 (2013-08-16 21:05)