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「ダイエット臭」の危険 [ダイエット]

今日は一転して穏やかな晴天となり、気温も上がりました。
なんといっても風が強くないので助かります。津の風の強さには、時折辟易とさせられるくらいですので。
事務所の庭でスズランスイセンが花を咲かせていました。
suzuransuisen2013.jpg
ようやく春を感じさせられる陽気になりそうです。

久しぶりにダイエットについて書こうと思います。
というのも、このところきちんとした筋トレや体操などの運動をさぼりがちになっていて、これはちょっと気合を入れなおさなければいけないなと、少し焦り気味になっているからにほかなりません。

津の冬が結構厳しかったこともあり、何となく体を動かすことが億劫になっておりました。
それでも、ここのところほぼ毎週末は山に登っていますし、通勤時にトータルで1時間強歩いている習慣もそのままですから、体重や体脂肪率や基礎代謝量にそれほどの変化はないようです。
体重は70kg前後、体脂肪率は15%前後、基礎代謝量は1600kCalといったところでしょうか。

食事も、野菜や果物を多くとるように心がけてはいますが、お酒も飲みますし、無理な食事制限もしていません。結構欲望の赴くままに食べているような気がします。
ただ、間食の習慣がもともとなかったので、その点は良かったなと思いますが。

こんな記事がありました。

その臭いは危険?「ダイエット臭」とは

「ダイエット臭」とは、間違ったダイエットをしている際に、口や体から発する臭いのことをいうそうなのですが、その要因は、この記事によると次の通り。
 ダイエット臭が起こる主な原因は、極端なカロリー制限や炭水化物抜きなどによる、間違ったダイエットをしていることが考えられます。
 
 食事だけによる極端なダイエットだと、筋肉量が低下し基礎代謝も低下。エネルギー変換もスムーズに行われなくなります。体が飢餓状態になった場合、私たちの脳は脂肪を分解して糖質を作ろうとします。このとき、脂肪のままではエネルギーとして利用できないため、脂肪酸というものから糖質を作り出します。
 
 これらの過程で、「乳酸」や「ケトン体」というものが生み出せされ、これがダイエット臭を引き起こすといわれています。

ダイエット臭などというものがあるとは寡聞にして知りませんでしたね(^_^;
「ケトン体」はアセトンですから、糖尿病患者が発する甘酸っぱい臭いと同様なものとなるようですね。
具体的な解説は次の記事に詳しく書かれています。

「ダイエット臭」について

脂肪を分解して体に必要な糖質を作り出そうとする、というのですから、つまり体の脂肪分が減るわけで、それはそれでダイエットの効果はありそうですが、糖尿病患者と同じような臭いを発するようになったのでは、やはり本末転倒でしょう。もちろん体のためにも有害だろうと思われます。

このブログでも何度か書きましたが、ダイエットは適度な運動を織り交ぜて取り組むことが肝要ではないかと思われます。
食事療法ももちろん大切な要素ではありますが、それだけでは不十分であるばかりではなく、健康を損ねてしまう虞もあるわけですから。
次の記事も大変示唆に富んでいるものと思われますので、是非ともご一読ください。

「食べないのに痩せない」理由と正しいダイエット方法
食事を制限すれば、食べない分、体重が減るのは当然。一方で、胃腸の働きは鈍り、体は飢餓状態だと錯覚。結果、カロリーを消費しない、脂肪を燃やさない、ダイエット効率の悪い体に陥ってしまうというわけです。
 
食べた物を消化、吸収、代謝するときに、体の中ではたくさんのエネルギーが使われるので、大量のカロリーを消費するもの。しっかり食べて胃腸を活発に動かせば、それだけでカロリーが消費できるのです。

うーん、人間の体というものは本当によくできているなとつくづく感じさせられますね。
冬山などで手足の指先や耳・鼻などが凍傷にやられやすいのは、もちろんそうした部分には毛細血管が張り巡らされていてそれらを保温するための皮下脂肪がほとんどないことも大きな理由なのでしょうが、人間の生命を維持する上において最も重要な心肺機能などの内臓部分を優先的に守ろうとするために、そこに多くの血液を集めようとするからなのではないかと考えます。
つまり、手足の指や鼻や耳くらいはやられてもハートランドを守ることができれば最低限の生命維持は可能と体が判断するのでしょう。
食事制限をして体を一種の飢餓状態に追い込むと、体はなるべくカロリーを消費しないようなメカニズムに転換し、それに耐えようとする。
その意味では、実に重要な機能ではないかと思う次第です。

しかし、痩せたいがために食事制限をしたら代謝の悪い体質になってしまい、結果として効果なし、では何ともやり切れませんね。
ゼロカロリー&ローカロリーは熱量がない食材なので、体が熱を生み出せずに冷えを招いてしまいます。冷えると体は脂肪を蓄えようとするので、ますます脂肪を燃やすことは困難に!
 
さらに、「食べる量を減らしているのに痩せない!」とどんどん摂取カロリーを減らす食生活を続けてしまうと、少し食べても太ってしまう体質になってしまうので注意しましょう。

これこそ、いわゆる「リバウンド」の典型例ということでしょう。

良質の植物油は、むしろダイエットに効果的、という話や、「肉=太る」という思い込みにも注意が必要というところも納得です。
筋肉は脂肪の三倍の重さがあるといわれていますので、ダイエットの効果を体重だけに求めるのは間違いの元。
筋肉の量を増やして、いわゆる「薬缶(やかん)体質」にすることにより太りにくい体を作ることができる、という点も、私自身実感しています。
そういう体質になると、少々の暴飲暴食では太りませんし、体の方もそれに合わせた代謝能力が備わってくるようです。

また、次の下りもなるほどと感じました。
特に若い女性達の間では「お米は太るから、パンを食べる!」と思っている人が多いようですが、実はお米のほうが太りにくい食材です。
 
昔から日本人が食べてきたお米は、私たちの体質にとても合っていて消化吸収も良く、普通に食べていれば太る心配はありません。逆に、パン・パスタ・うどん等の小麦製品は体内で分解しづらく、分解できなかった成分は腸壁に溜まってしまうといわれています。そうなると、腸内の活動が低下し代謝のダウン、結果、痩せないという状態に陥ります。

本来であれば、玄米や雑穀米を食べる方が脚気の予防などにもなっていいのでしょうが、そこまでしなくても、米という主食をきちんと見直すことで効果は上がるのではないでしょうか。
私はパンをほとんど食べず、もっぱらご飯を主食にしておりますので、この点に関してはちょっと意を強くしました。
せっかくなので、雑穀米などについても今後導入を検討したいと思います。
「続けられるダイエットを気長に実践」「体重に一喜一憂しない」「栄養のある食材を美味しいと思って食べる」「汗をかく習慣をつける」「朝型生活にシフトする」「良い睡眠をとる」といった、人間として当たり前の食事&生活習慣を見直したり、ストレスフリーの環境を作ること、が自律神経を調整すると同時に、痩せやすい体作りに効果的です。

うむ、これも正に仰る通りですね。
ただ、現代人にはなかなかハードルの高い部分もあろうかとは思いますが、そうした意識持って常に気を付けているだけでも効果は期待できるのではないでしょうか。
私自身、4年ほど前までは、体重:90kg、体脂肪率28%、などという状況だったわけで、3年ほどかけて今の状態にもってきました。
とにかく焦らないこと、体重に一喜一憂しないこと、これが重要なのかもしれません。

さあ、春になって暖かくなりますから、もう少し運動をきちんとするようにしましょうかね!
できればあと5kgは最低でも何とか体重を落としたいところですので(うーん、体重にこだわっていますね、反省)。
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hirochiki

太陽の光をいっぱい浴びたスズランスイセンがとても美しいですね。
こちらも、昨日の日中は外を歩くと汗ばむような陽気でした。
私は、このところリバウンド気味です。。。
原因は、夕食後のお菓子と運動不足だと思います。
平日の運動はなかなかできませんので、週末はなるべく歩くように心がけています。
また、二週間ほど前から夕食後のおやつをやめてみました。
焦らずに少しずつ元の体重に戻せたらと思っています。
by hirochiki (2013-04-05 06:48) 

夏炉冬扇

お早うございます。
いろんな臭いがあるものです。
ダイエットの経験ないもので…
今朝はポカポカ背中のいい天気。
by 夏炉冬扇 (2013-04-05 08:44) 

Cecilia

私も昨日スノードロップを見かけました!
昨日も名古屋に出かけましたが、とても暑くなりました。それと日焼け対策をしていなかったので焦りました。

>食事制限をして体を一種の飢餓状態に追い込むと、体はなるべくカロリーを消費しないようなメカニズムに転換し、それに耐えようとする。

ホメオスタシスの働きによるのですよね。
去年は食べにくかったことでかなり体重を落とすことに成功しましたがあるところまでくると落ちなくなりました。これ以上食事を減らすことも難しかったですし、最近は結構食べていますが、案外増えていません。
先日も書きましたが代謝を考えた生活を心がけたいと思います。
でもやっぱりあと3キロは落としたいです。(私の身長だとそれがベスト体重らしいので)

夫が糖質制限しているため(会社の産業医の指導による)お米が減りません!かといって私一人で食べるわけにもいかないし。実家の母がしょっちゅう「米が足りているか?」と聞いてくるのですが、最近娘たちもご飯をあまり食べず、本当に減らないのですよね。お弁当のおかずだけ購入することがあったとしてもご飯だけは持って行ってもらおう、と思っています。
by Cecilia (2013-04-05 14:32) 

伊閣蝶

hirochikiさん、こんばんは。
今日は本当に穏やかなお天気でしたが、今は風がかなり強くなって来ています。
ところで、このところリバウンド状態とのこと。
夕食後、お菓子を欲しくなるお気持ちはとても良くわかります。
でも、これも習慣かもしれません。私もこちらに単身赴任してきてからは、完全にやめることが出来ましたので。
平日の運動は、仰る通りかなり難しいと思います。私の場合は往復の通勤だけでも効果があるのかもしれませんね。
でも、ウォーキングは確かな効果があるようです。
by 伊閣蝶 (2013-04-05 20:59) 

伊閣蝶

夏炉冬扇さん、こんばんは。
ダイエットの経験がおありではないとのことで、これは最高ですね。
今日は本当に良いお天気でした。明日は要注意。

by 伊閣蝶 (2013-04-05 21:00) 

伊閣蝶

Ceciliaさん、こんばんは。
御地でもスノードロップが盛りでしょうか。
昨日は名古屋も暑かったとのこと。今日もかなりの暑さだったようで、確かに日焼け予防の必要が出て来ていますね。

ところで、ホメオスタシスについては、私はあまり詳しくなく、知人にレメディに凝っている人間がいて、時折もらったりもしますが。
きちんとお食べになって体重が増えておられないとのことですから、お体の方がきちんと調整されておられるように思います。
ご主人、糖質制限とのことで、これは厳しいところですね。
私も、家内の実家から毎年お米を送ってもらっていますが、そうはいっても一人で食べられる量は限られており、まだ昨年の新米に手つかず、というところです。
結構ご飯を炊いて食べているのですが。

by 伊閣蝶 (2013-04-05 21:00) 

Cecilia

伊閣蝶さんが書かれているのはホメオパシーのことでしょうか?
ホメオスタシスとホメオパシー、語源は一緒かもしれませんが、
ホメオスタシスとは体内の働きを一定に保つ恒常性のことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%92%E5%B8%B8%E6%80%A7

>食事制限をして体を一種の飢餓状態に追い込むと、体はなるべくカロリーを消費しないようなメカニズムに転換し、それに耐えようとする。

このことがホメオスタシスだと私は理解しています。
by Cecilia (2013-04-05 21:09) 

のら人

加齢臭・・・は、そろそろ「ビクビクッ!」とする年頃ですが。(苦笑)
ダイエット臭も同様ですかね。
日頃から臭い!?ケダモノの臭いを嗅いでいれば、人間界では普通に生きていけると思ってますが、・・・どうでしょうか。
一般的に、不潔な人はどうしても・・・「臭い!」です。そしてそんな人が何時の時代でもいるんですね。不思議です。(爆)
by のら人 (2013-04-05 21:09) 

tochimochi

ダイエット臭、初めて聞きましたが危険ですね ^^;
私もここのところ運動する習慣がなくなってしまいました。
食事制限を止めて動き出さないといけませんね。

by tochimochi (2013-04-05 22:12) 

伊閣蝶

Ceciliaさん、こんにちは。
ご指摘の通り、完全に誤解しておりました。
大変失礼致しました。
改めてホメオスタシスの定義を読み、全く仰る通りと思います。
冬山などで、小刻みに体を震わせて体温を上げようとすることなど、正にこの生体機能によるものなのですね。
やはり人間の体は凄いなと改めて思いました。
by 伊閣蝶 (2013-04-06 13:18) 

伊閣蝶

のら人さん、こんにちは。
加齢臭は、私もピクピクきますね。注意しないと。
ケダモノの臭いですが、そういえば随分嗅いでいないなと感じております。
それだけ抵抗力が落ちているのかもしれないと、改めて思いました。
ただ、体調不良や不健全な生活のためにもしも嫌な臭いがし始めているとしたら、それはやはり問題ですね。
香水や化粧水の臭いではなく、人間本来の健全な匂いはきっと誰しもが好みだと思うのですが。
by 伊閣蝶 (2013-04-06 13:24) 

伊閣蝶

tochimochiさん、こんにちは。
「ダイエット臭」、私も初めて知りました。
そういう形で体がSOSを出すということは重要ですね。
tochimochiさんも肉離れの状況はお宜しいのでしょうか?
山歩きを再開されれば、きっと食事制限も必要とはならなくなるのではないかと愚考します。
良い季節を迎えました。動き出すのには本当に良い時期です。
by 伊閣蝶 (2013-04-06 13:27) 

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