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アリルイヤ合唱団「晩禱」全曲演奏会のDVDとCDが来ました! [音楽]

今日は久しぶりの晴天になりました。
首都圏では六日ぶりの晴れ間とのことです。
やはりお天気がいいと嬉しくなりますね。
昼間、日比谷公園に出かけたら、八重桜とシャガの花が盛りを迎えていました。

八重桜
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シャガ
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どちらも大好きな花なので、ちょっと嬉しい気分の散歩となったところです。

夕方からは雲が出てきて、20時を回る頃、雷を伴って激しい雨が降りました。
どうもなかなか天気が安定する気配はなさそうです。

晩禱CDジャケット昨日、2月26日に演奏した「晩禱」のDVDとCDが到着しました!
この二カ月、今か今かと待ちかねていたので、昨日は喜びのあまり早速再生。
自分たちの演奏している姿をこうして見るのは格別のものがあります。
それでも、こんなに待ち遠しく思ったのは久しぶりのことで、2007年5月に演奏した三木稔作曲の「レクイエム(混声改訂版)」初演以来ではないかと思います。
私自身、これまでに独唱や独奏を含め結構たくさんの演奏会や発表会に出演する機会があって、その都度、その演奏のCDやビデオなどが作られましたが、届いたその折に聴いてあとはそのまま、というケースがほとんどでした。
まあ、冷静に考えれてみればそれも当然のことで、他日を期してより良い演奏を成し遂げようと反省しながら自らの演奏をチェックするという目的以外に、繰り返し聴くような気にはとてもなれないということでしょう。
純粋にその曲の演奏を楽しむのであれば、当然しかるべき演奏家のレコードやCDを聴きたいところですし。

しかし、この「晩禱」はきっと何度も聴くことになるだろうなと思います。
帰省の折などを利用して、身内の連中にも無理矢理聴かそうと画策もしているところです。
アマチュア合唱団によるラフマニノフの「晩禱」全曲演奏、それも最後の演奏会に不思議な縁で参加できたという感激が、未だに私の心を熱くしているからなのかもしれません。
その意味では、三木先生のレクイエム混声改訂版の初演、と通低する部分もあるのでしょうね。

しかしそれ以上に、この演奏が私にとって大きな意味を持ち得ている理由があります。
それは、本番演奏の報告記事でも触れましたが、当日聴きに来てくれた職場の同僚とご子息を通じ、音楽の持つ力と無限の可能性について、改めて感じ入ったことに他なりません。

私は「自閉症」の具体的な特徴などに関し、それまで全く認識したことがありませんでした。
この演奏会に自閉的傾向のあるご子息と一緒に聴きに来てくれた同僚と、その後もそのことについてたくさんの話をしましたが、如何に自分が無知であったかを痛感しております。
そもそも「自閉症」という言葉自体が間違っている。彼らは決して、「自ら」心を「閉ざして」などいません。
生真面目で正直で、自分を偽らない純粋な人たちなのです。その意味では自分の心を包み隠さずあけっぴろげに開いている、むしろ「自開」というべきなのではないかとも思われました。
そのため、場の空気を読んだり人の顔色をうかがったりすることで成り立つコミュニケーション行為が苦手ということなのでしょう。
自分の想いや感情を、言葉などで相手方にうまく伝えられないことから、「知恵遅れ」みたいな誤解を受けることもあるそうですが、特に「アスペルガー症候群(高機能自閉症)」の中には並外れた集中力をもつ天才肌の人もいて、むしろ知的レベルは相当に高度な例もあります。
要はそれを我々のような凡人にきちんと伝えられないから大変なのではないでしょうか。
我々日本人は、とりわけ相手の心中を忖度するとか場の空気や雰囲気を読んで発言するなどという行為が尊重されがちなのですが、考えてみればこれは確かに曖昧で、それぞれにある種の負担を強いている嫌いがないわけでもないと思われます(この書き方も大変曖昧ですね)。
その意味ではお互いに不自由なものを感じているはずなのですが、それに対する負担よりも、自分の想いなどを直截的にぶつけることによって生ずる衝突や葛藤への対処の方がより多くのエネルギーを必要とせざるを得ないため、お互いの距離を計りながら上手に世の中を泳いでいく能力が珍重されるということなのかもしれません。
私は、(もともとが怠け者ということもありますが)あることに対して徹底的に集中して取り組むということが苦手で、特に仕事においては周囲にうまく合わせながらも適当に手を抜いてあまり頑張らないようにする傾向が強く自分ながらに内心忸怩たるものを感じております。
そうすることによってあまり敵を作らないようにしてきましたが、そういう生き方は組織の中で泳いで行くのにはいいのでしょうけれども、所詮大した結果も残せず泡沫(うたかた)のように生まれて消えていくだけの存在に終わることでしょう。
自閉症の方は、自分の興味の向くことに対して、それこそ飽きることを知らずに取り組む傾向が強いのだそうです。
私のような飽きっぽく辛抱の足らない人間からすれば驚異的な努力に見えますが、つまり、彼らにとってそれは「努力」などではないということなのかもしれません。努力というのは、嫌なことを無理してやることにほかならないのですからね。

先に書いたような社会の中で自閉症の方が自立して生きていくためには、恐らく様々な困難を伴うことでしょう。
同僚も、そのことに関してはやはり胸を痛めている様子でした。
しかし、ご子息の通っている武蔵野東学園の素晴らしい取り組みにより、ありのままを受け入れて共に前を向いて歩いていこうと考えているそうです。
武蔵野東学園のサイトがありますので、よろしければご覧ください。

武蔵野東学園へようこそ

同僚は、私のような怠け者とは違って大変優秀で仕事もバリバリこなす上、バスケットを趣味とし各地のマラソン大会にも出場する屈強なアスリートでもありますが、読書も良くし音楽をこよなく愛する、正に文武両道を地で行く逸材です。
しかし、私が最も感心するのは彼の人間としての器の大きさにほかなりません。
その懐の深い優しさは、もしかするとこの東学園との出会いによってさらに磨きをかけられたのかもしれないなと、勝手ながら私は感じています。

先日の我々の「晩禱」全曲演奏会で、ご子息が最後まで身じろぎもせずに演奏に聴き入ってくれたことに、私は言葉にならないほど感激しましたが、同僚がそのことを友人の方に話したところ、大要次のようなことを語ってくれたそうです。
「○○君は、きっとその場で演奏された『晩禱』を通してラフマニノフや神様と直接に通じあったのだろう。アリルイヤ合唱団による『晩禱』の最後の全曲演奏というイベントと演奏者の想いがそれを引きよせ、ピュアな彼の心に響いたのかもしれない」
この言葉を聞いた時には、さすがに胸に込み上げてくるものを抗うことができませんでした。
私もいくつかの演奏の折に、ほんの数えるほどですが、何者かが天空から降りてきて、自分でも信じられないような演奏(誰かが私の中から音を引き出してくれるような)ができた経験があります。
ご子息はクラシック音楽が大好きで、ピアノも弾き(指導者から「とても素直で良い音を出す」と評価されているとのこと)、しかも和音を聞いただけでその調性がわかるほど音楽に対して鋭敏な感性を持っているとのことですから、音楽の神様が降りてくる確率は断然高いのかもしれません。

彼は、東学園で充実した日々を過ごしているほか、お父さんと一緒にマラソン大会にも出場するなど、積極的に様々な活動に取り組んでいるとのことで、とても良い親子関係を築いている姿に羨望すら感じている次第です。
何よりも私のような無知な人間の蒙を啓き、人間の本質的でピュアな美しさを実感させてくれたことに、心の底からの感謝をささげたいと思います。

そんなわけで、この「晩禱」のDVDとCDは、私の大切な宝物となりました。
改めて聴き返すと、所々に演奏の傷が散見されますが、これからも大切に聴いていきたいと思います。

(註)「自閉症」という表現について、先にも書きましたが心を閉ざしているかのごとき誤解を与える虞があるので、同僚はこれを「自へい症」と書き、「閉ざす」という字を用いないようにしているそうです。
私もこの意見には賛成なので、表記をそのようにしようかとも思いましたが、混乱を避けるために今回は敢えて一般に流布している漢字の方を使いました。念のため申し添えます。
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tochimochi

思い入れの深かった、しかもご自分が演奏なさった『晩禱』のDVDとCDですから手にしたときの感動も大きかったことは想像に難くありません。それにその演奏を聴いた同僚の息子さんの心をも動かしたのですからなおさらでしょう。
私も自閉症やアスペルガー症候群という言葉しか知りませんでしたが、表面的な挙動からは分からない可能性を持っているということを理解させていただきました。伊閣蝶さんは大変謙遜なさっていますが、人一倍努力家で読書家さらに多趣味であることはブログ記事からも十分伝わってきます。私も少しでも見習いたいところですが・・・。

by tochimochi (2012-04-24 23:40) 

hirochiki

シャガのお花は私も大好きで、お寺などに咲いていると思わずじいっと見入ってしまいます。
先日訪れた大倉公園には、たくさん咲いていて嬉しくなりました。
それから、あの感動的な記事のことは今でもよく覚えています。
以前にしていた仕事で、数人の自閉症のお子さんと接したことがあります。
自閉症と一口に言いましても人それぞれです。
でも、この記事のお父様は素晴らしい子育てをされているように感じます。
「晩禱」は、伊閣蝶さんにとって一生を通してとても大切な宝物になりそうですね。

by hirochiki (2012-04-25 06:00) 

般若坊

よかったですね 貴重な思い出の詰まった 宝物ですね! ^^
by 般若坊 (2012-04-25 07:34) 

Cecilia

「晩禱」のDVDとCD、練習や演奏会を思い出しながらじっくり味わっておられることでしょう。自分のつたない演奏だと繰り返して聴く気にはなれなかったりするのですが、時が経つと落ち着いて聴くこともできますよね。
”自閉症”ですが”アスペルガー”と共に”発達障害”として認識しています。”自閉症”って本当に誤解を招く言い方だと思います。何か言えるほど勉強しているわけではないのですが、自閉症の中でもサヴァン症候群の人々は特異な能力があるようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
このような方々はごく一部で一般の発達障害者は周囲とうまく関わることができにくくて苦労されている方が多いと思います。
(前にも書いたかもしれませんが)最近は発達障害のある児童に対する療育がしっかりなされていますが(充分とは言えないのかも知れませんが)、ある年齢以上になると障害を見過ごされて”健常児”として成長し、療育もされず、大人になって苦労している人が結構います。しかもそういった人々に対しての援助はほとんどないです。
学園のHPを拝見させていただきました。とても素晴らしい実践をされているようですね。自閉症の子にとっても健常児にとっても良い影響があると思います。でもこのような学園にお子様を入れようとする親はやはり相当理解がある方々なのでは・・・と思ってしまいましたが、そうでもないのでしょうか??
私の知人で発達障害のあるお子様の療育に音楽療法という形で関わっておられる方が何人かいらっしゃり、その現場を何度か見学させていただいたことがあります。
by Cecilia (2012-04-25 09:06) 

伊閣蝶

tochimochiさん、こんにちは。
このDVDは、これまでにないほど完成を待ち遠しく思っていましたので、やはり格別の想いでした。
もちろん、昨晩も、この記事を書きながら聴いていたところです。
家内からも、「この『晩禱』の演奏だけは、いつになく真剣に頑張って取り組んでいたわね」とからかわれる始末でしたが、自分のこと以上に、やはり同僚とご子息の一件が深く深く私の心に感動を刻み込んだからにほかなりません。
このような経験は恐らく生涯を通じてもそうそうは訪れないことでしょう。だからなお一層思い入れが深くなってしまいました。
それから、私は謙遜でも何でもなく、何事においても本当に中途半端な人間です。
同僚とご子息から頂いた感動を機に、そんな自分を見つめ直してみようと思っているところです。

by 伊閣蝶 (2012-04-25 12:10) 

伊閣蝶

hirochikiさん、こんにちは。
先日、hirochikiさんのブログにシャガの花が掲載されていて、この花がお好きと書かれてあったので、私も意を強くしたところです。
ちょっと形容のことばが見つからない美しさだなと、私は感じています。
hirochikiさんも自閉症のお子さんと接したご経験がおありとのこと。
仰る通り、「自閉症」などという言葉で到底ひとくくりにはできないそれぞれの個性がある(当たり前のことですが)のですから、その一人一人にちゃんと向き合っていくことが肝要なのだと思います。
同僚は、正に手探りの状況からずっとご子息に寄り添って、ともに歩いてきました。その中で、この学園の後援会の会長を務め、それらの活動を通じて大変広く大きなコミュニケーションの輪も作っております。年齢は私よりも一回りも下なのですが、真に尊敬できる素晴らしい人物です。
そういう人と人とのつながりの中にこの「晩禱」の演奏があることは、まるで奇跡のようなもので、大切な宝物として聴いていこうと思っています。

by 伊閣蝶 (2012-04-25 12:11) 

伊閣蝶

般若坊さん、こんにちは。
ありがとうございます。
このDVDは、私にとって本当に大切な宝物の一つになりそうです。

by 伊閣蝶 (2012-04-25 12:12) 

伊閣蝶

Ceciliaさん、こんにちは。
仰る通り、この演奏に関しては、一昨日DVDを見て、昨日はCDを聴くなど、これまでの自分の演奏録音を聴く態度とは明確に違っています。
自閉症のことは、私も全くわかっておりませんでした。
今回のことを機に、いろいろと調べてみましたが、「発達障害」というと、かなり症状は広範囲になるようですね。
その中の一つが自閉症と分類されるという理解でよろしいのでしょうか。
カナー症候群の中にもごくまれにサヴァン症候群の方がおられるそうですね。映画「レインマン」のレイモンドがそうなのではないかという話を聞いたことがあります。
社会とのかかわりが大変難しいのに、大人になってからのサポート体制がほとんどなく、しかも援助もないというのは、治る見込みのないとされる自閉症の方たちとそのご家族にとって誠に厳しい現状だと思います。
いくつかの企業では、自閉症の方を積極的に雇用しようとする試みがなされているようですが、利益のみを追求する会社にとっては、とてもそうしたことを検討する余裕もなくそうした意識すら持たないということでしょうか、すそ野はほとんど広がっていないように見受けられます。
しかし、Ceciliaさんも仰る通り、彼らの心が純粋で曇りがないゆえに、我々いわゆる健常人には及びのつかない能力を発揮する例が数多くあります。
同僚のご子息も、暗算能力が大変優れていて、例えば88の三乗などという計算は瞬間的に出来てしまうそうです。そうした能力をうまく生かせば十分に就業の可能性も考えられると思うのですが、どうなのでしょうか。

ところで東学園のサイトを早速ご覧いただき、ありがとうございます。
同僚は、ご子息はもちろん健常児であるお嬢さんも、この東学園に通わせています。
彼から話を聴く限り、やはり当初は様々な悩みや葛藤があったそうです。
「どうしてこんなに可愛い子なのに自閉症なんだ」と、最初はなかなか現実を受け入れられなかったとのこと。
彼自身がこうした障害についてたくさんの本を読んだりいろいろな話を聴いて知見を高め、そして出会ったのが武蔵野東学園。
彼は仕事場でもいつもニコニコと穏やかな笑顔を絶やさない人間ですが、それはやはりこうしたこれまでの彼の歩みゆえに良くなしうるところなのではないか、と思います。
Ceciliaさんも、そうした方々に対する音楽療法の現場を実際に何度もご覧になっているとのこと。
私もこれを機に、そうしたこととも向かい合っていきたいなと思っています。
今回のことで一番痛感したのは、真にピュアな心を持つ人間を前にすると、私のように人の顔色をうかがったり腹芸を用いたりしながら世渡りをしてきた人間の心の澱のようなものに直面してしまうことで、これはショックでした。
何事をなすにおいても、何となく損得を考えて行動してしまう私のような人間に、真の意味での音楽など到底表現することも理解することも叶わないのではないかという自己批判も含めて、です。
by 伊閣蝶 (2012-04-25 12:15) 

夏炉冬扇

今晩は。
畑の近くの氏神様の境内、八重が咲いてます。ほかの葉もうすっかり葉桜ですが。
シャガ、清楚で大好きな花です。
by 夏炉冬扇 (2012-04-25 21:46) 

伊閣蝶

夏炉冬扇さん、こんばんは。
八重桜も葉桜になっているということでしょうか。
やはり相当の違いがあるのですね。
シャガ、夏炉冬扇さんもお好きですか。大変嬉しく存じました。
by 伊閣蝶 (2012-04-26 00:07) 

マチャ

昨日、4/25の誕生花がシャガだったそうです。
(知り合いのツイッターで知りました)

DVD、素晴らしい瞬間の詰まった宝物ですね。
改めて、音楽の持つ力を感じます。
by マチャ (2012-04-26 09:33) 

伊閣蝶

マチャさん、こんにちは。
「誕生花」というものがあるのですね。私も初めて知りました。
25日に画像をアップすればよかったなと、その点がちょっと残念です。

音楽の持つ力。あまり突き詰めて考えたこともなかったので、今回のことは本当に感動的な驚きでした。
私の中の音楽に対する考え方も大きく変化しています。
ありがたいことです。
by 伊閣蝶 (2012-04-26 12:04) 

九子

うちの三男も軽い学習障害があるので思いを込めて読ませていただきました。
彼は義務教育が終わった段階で、行く高校に迷いました。結局一番出来の悪い普通科の高校(いつも定員に満たない)に決めて、結局それが正解だったわけです。
10年も経てば、それに首都圏は、こういう専門の学校があって恵まれていますね。
彼は結局三流大学ですが卒業出来、社会に出ましたが、社会に出てからがまた大変でした。今もいつ辞めさせられるかわからない環境の中、彼なりに頑張っています。
by 九子 (2012-05-03 21:37) 

伊閣蝶

九子さん、こんにちは。
ご子息、大学まで進まれて就職もなさったとのことで、九子さんともども大変なご努力があったものと拝察します。
長い間サラリーマン生活をしている私からすれば、たしかにいわゆるゼネラリストは使いやすいパーソナリティだと思いますが、やはりある方面に秀でた才能はとても貴重ではないかと思います。
要はその企業の姿勢ということも出来るのではないでしょうか。
私もご子息にたくさんのエールを送ります。
by 伊閣蝶 (2012-05-04 10:19) 

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