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泰山木、ガクアジサイ、アベリア [日記]

朝のうちは小雨がぱらつき、時折青空が広がるなどの、ちょっと不安定なお天気となりました。
しかし、午後からは晴れ間が広がっています。

今日のお昼も、ちょっと風が強くて時折小雨が降りましたが、泰山木の花がどんな状況になっているのか興味があり、またまた日比谷公園に出かけました。

蕾は次々に開花してきております。
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これももうすぐ開きそうですね。
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二つ並んだ姿も見ごたえがありました。
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微妙な色合いのガクアジサイです。
gakuazisai0623.jpg

アベリアの花も咲き始めました。
abelia.jpg

ところで、昨日の記事でご紹介した泰山木の花ですが、なんと枝ごと切り取られていました。
今日はきっとさらに大きく花を広げていることだろうと楽しみにしていたのに、本当に残念です。
切り口をみると花ばさみのような鋭利な刃物で切ったものと思われますが、持ち帰って花瓶にでも活けているのでしょうか。

こういうことをする人たちの気持ちが、私にはまったく理解できません。
花が見たければ、また、その花を付けている樹のところまで出かけてくればいいではありませんか。
この花の開花を楽しみに待っていた人は、きっと私だけではないと思います。
切り取って持って行ってしまった人は、花の命を本来の形でまっとうさせてあげなかっただけでなく、そうした楽しみをも奪ったわけで、極めて理不尽な行いではないかと実に無念でなりません。

しかも、公園という公共の場所の、いわば都民の財産を傷つけ盗み出したようなものなのですから。

上の方にご紹介した花たちも、ちょうど手が届くところに咲いていますが、どうか同じようなことにならないようにと、心から願うばかりです。

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コメント 4

節約王

こんばんは。蕾にガクアジサイ、アベリアきれいに咲いていますね。暑さが身にしみる今日この頃ですが人間以外の生き物は実に生き生きとしていますね。色とりどりに咲き乱れる花、昆虫は特に元気ですよね。私も今年は夏に素直に向き合います。まずはプラカード持ち土日頑張ります。あれは5時間で体重が2KGも減る重労働でした。さて、とても残念な事件があったみたいですね。公園のお花はみんなで見て楽しむもの。それを自己中心的な欲望で公園の花を見に来る人々の楽しみを奪い、又、折角猛暑にも負けずに咲いている小さな命を奪うなど信じられない事です。やめてもらいたいですね。
by 節約王 (2011-06-23 21:50) 

hirochiki

泰山木が二輪並んだ姿がとても微笑ましいですね^^
朝から心が和みました。
最近、額紫陽花の中心部分のマクロ写真をよく拝見するのですが、綺麗な色でとても美しいことに気がつきました。
それにしても、泰山木が切り取られていたとのことですが、自分の楽しみのためだけにそういったことをしてしまう方がいるということは大変悲しいことだと思います。
現在の日本の現状を考えると、なおさら残念でなりません。

それから、私は、夏至を過ぎると日没もすぐに早くなるものだとばかり思いこんでおりました。
教えていただき、ありがとうございました(*^_^*)
by hirochiki (2011-06-24 05:43) 

伊閣蝶

節約王さん、こんにちは。
暑い日が続いています。
週末もプラカード持ちの大変なお仕事とのこと。
お天気が下り坂という予報ですので、どうぞくれぐれもお気を付け下さいますように。
しかし、仰る通り、花や昆虫たちは元気ですね!
さすがに公園にいついている猫たちはこの暑さでぐったりしていましたが。
ところで、公園の花の枝を切り取って持ち帰る蛮行。
本当に残念です。
「手に取るなやはり野におけ蓮華草」という瓢水の句にもあるように、花はその場所で咲いている姿が一番美しいのですから。

by 伊閣蝶 (2011-06-24 12:02) 

伊閣蝶

hirochikiさん、こんにちは。
ガクアジサイは、最初、やはり装飾花の方に目がいきますが、あの中心部の小さな花も実に色とりどりで可愛らしく美しいものですね。
装飾花との対比が一層引き立ちます(因みに、装飾花が周りを縁取っているのが額縁に様に見えるので「額紫陽花」と呼ばれるようになったそうです)。
泰山木の花を枝ごと切り取ってしまうこと。本当に悲しいことです。そんなことをしてしまう人の貧しい心根が哀れでもありますね。
他の花に被害が及ばないことを祈りたい気持ちです。

夏至と日没の関係ですが、これは例えば冬至と日の出にもいえることのようです。
冬至を過ぎると陽が長くなってきますが、日の出はむしろ暫く遅くなります。
一日を24時間で区切るということは、確かに社会的な活動では合理的なのでしょうが、自然(人間も)の生理からすれば必ずしも合っているとは言い切れないということでしょうか。
その意味では、日の出と日没をもって一日を分け、それぞれを六等分した江戸時代までの時の数え方の方が、生き物としての行動からすれば自然だったのかもしれませんね。
尤もそれでは大規模な産業の発展は成し遂げられなかったとは思いますが。
by 伊閣蝶 (2011-06-24 12:03) 

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