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体重113kgと54kgの女性をスキャンした断面写真の比較 [ダイエット]

今日も晴れ。
比較的暖かなお天気が続いています。

ちょっと前の記事ですが、考えさせられることが多かったので、ご紹介します。

「こんなことになってたんだ…」体重113kgと54kgの女性をスキャンした断面写真の比較

このスキャンした写真、衝撃的ですよね。
113kgと54kgの断面写真

この手足の赤い部分などが筋肉で、白い部分が脂肪ということでしょうか。
殊に、この内臓脂肪の多さには、ちょっと驚愕してしまいます。また、重い体重を支えているせいでしょうか、骨の形状もかなり異なっているようにも見えます。
ひと目で脂肪の量が多いことがみてとれますが、筋肉の部分は細い人と同じくらいだと言うのも良くわかりますね。
外から見ただけでも体型の違いはわかりますが、内部はこんなことになっていたのですね。

この113kgの女性は、54kgの人と同じ筋肉の量で、59kgオーバーの荷物を常時持ち歩いているのと同じというわけです。
これほど見事に示されると、ダイエットに取り組む姿勢も真剣なものとならざるを得ません。
正に、百の言葉よりも一の写真、というところですね。

今ではそんな素っ頓狂なことを言う人はいないと思いますけれども、以前、「運動すると筋肉がついて太るから、ダイエットは食事療法で」などと大真面目な顔でのたまう人がいました。
実際に運動してみればわかると思いますが、筋肉の量なんて並大抵の運動ではそう簡単に増加などしません。
困ったことに筋肉はある程度の摂取カロリーがないと増えませんし、ということは筋肉を増加させようとすれば、たんぱく質はもちろんエネルギー源である炭水化物もとらなければならないのです。
しかし、リバウンドのないダイエットを成し遂げるためには、何といっても基礎代謝を増やすことが肝心で、そのためには筋肉量も増やさなければならない。

頭の痛いところですね(^_^;

ボディビルダーの体脂肪はひとケタ台ですが、それでも、筋肉量を増やしながら同時に体脂肪を落とすことは難しいので、増量期間と減量期間を分けているそうです。

気をつけなければならないのは、痩せようと思って過度に食事を制限し、そのうえで筋力トレーニングを続けると、人体は体のタンパク質つまり筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとしてしまうことです。
この場合、脂肪を代替エネルギーにするわけではないので注意が肝要でしょう。
脂肪を効率よく燃焼させるためには、やはりウォーキングやLSD(Long Slow Distance)などの有酸素運動を長時間行うことが有効のようです。

私自身も、体重の減少とともに筋肉の量も落ちてしまいました。
しかし、当然、脂肪などの量も減ってくるわけで、減量が進むにつれて体を動かすのも楽になってきます。
体脂肪率が落ちてくるのは、運動の成果が表れて筋肉が少しずつ増えてくる頃からですから、それまではあきらめずに粘り強く体を動かしましょう(とはいっても、筋肉の超回復のためには24~48時間の休息が必要ともいわれていますので、過ぎたるはなお及ばざるがごとし、ですが)。
有酸素運動であれば、毎日やっても筋肉の破壊はあまり起こらないようですから、やはりこれが一番のお勧めでしょうか。
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