「フランチェスカ・ダ・リミニ」（パオロとフランチェスカ） [音楽]
昨日は一日中、雨のぐずついた天気で、夜半より今朝がたにかけ、風が出て雨脚が強くなり、東海から東北にかけて大荒れの天気となりました。
それでも、午後からはきれいに晴れ上がり、どうやらまたまた猛暑の復活、という感じです。
今回は、「フランチェスカ・ダ・リミニ」を題材にした音楽について取り上げてみました。
具体的には、ザンドナイのオペラとチャイコフスキーの幻想曲です。
あれは2005年3月頃のことでしょうか。
前々から気にかかっていた、リッカルド・ザンドナイのオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」のDVDを、ちょっとしたいきさつから購入したのでした。
いきさつなどというと大仰ですが、あまりたいしたことではなく、20年以上も前に読んだまま放置してきたダンテの神曲を読み返す機会があり、第5歌の「パオロとフランチェスカ」の逸話に改めて心を打たれたことによります。
思えば、旧字体・文語調で書かれたこの本を読み始めた20代の頃、とにかく読むことのみが目的となってしまい、その内容の深い機微などについて真っ当な理解など望むべくもなかったわけで、そんな私も知命の年齢が迫りくるに及んで、具体的なきっかけはもう忘れてしまいましたが、なぜかもう一度読み返してみたくなったのでしょう。
読み返した時の感動から、その感想めいたことを当時運営していたブログに書いたのですが、この機会を利用して、次に再掲したいと思います。
************ここから************
ダンテの神曲の中でもとりわけ哀れを誘う第5歌の「パオロとフランチェスカ」の逸話。
この逸話は13世紀に実際にあったもので、よく知らているとは思うが、とりあえず紹介する。
ラヴェンナにあるポレンタ家の美しい姫フランチェスカ・ダ・リミニは、父の命令で宿敵マラテタス家との和睦のために同家の長男ジョヴァンニに嫁ぐことになっていた。しかし、醜男のジョヴァンニは、フランチェスカに会って拒絶されることを恐れ、代理として弟のパオロをポレンタ家に派遣した。兄と違ってパオロは美青年であり、フランチェスカに会った瞬間二人は恋に落ちる。
だが、フランチェスカが実際に嫁ぐ相手は兄のジョバンニなのである。事実を知ったフランチェスカの落胆が如何に大きなものであったか、想像するに難くない。
しかし、パオロは兄を裏切ることは出来ず、フランチェスカもまた、一度決めた結婚を取りやめることは出来ないことを自らに言い聞かせる。
二人はその恋心を押し殺したが、燃えさかる恋慕の情を抑えつけることなど出来ようはずもない。
ある日、二人はアーサー物語の円卓騎士ランスロットと王妃ギネーヴァとの不義の恋の話を読み進むうちに、微笑を湛えた王妃の唇にランスロットが口づけをする下りに出会う。この下りを読んだパオロはおののきつつもフランチェスカに口づけをしてしまう。この物語を書いたのはランスロットと王妃の不義の仲介をしたガレオットであるが、皮肉にもパオロとフランチェスカの不義の恋の橋渡しまで演じることになったわけだ。
こうして恋人同士となった二人の密会は、やがてジョヴァンニの知るところとなり、嫉妬に狂ったジョヴァンニは2人を刺し殺す。その後地獄に落ちたフランチェスカとパオロは、地獄の第二環において、永遠に黒い風に吹き流され漂い続けるというものであった。
地獄篇の中では、ダンテ自身がこのことに対して「フランチェスカよ、汝の苛責は 私を悲しく憐憫《あはれみ》に泣かしむる。しかし語れ、甘き溜息《といき》のころ何により又いかにして戀が汝におづる願望《おもひ》をそれと識らしたか」と問うている。
第5歌が、風に漂う「邪淫の徒」であるにもかかわらず、ダンテはこの二人に大きなシンパシーを感じていたのだろう。これをしも「邪淫」というべきか、と。
私はこの二人の物語を想うたびに、これを単なる不義とか邪淫というカテゴリーに括っていいものか悩ましい思いがするのだ。
この悲劇の発端は結局のところ家と家との争いを回避するための政略結婚にあり、しかも本来の結婚相手を偽るという、まさに許し難い奸計の結果として導き出されたものではないのか。
であれば、パオロとフランチェスカはいったいどんな罪を犯したというのだろう。二人はお互いに自分の想いに忠実であっただけなのではないか。自分が恋いこがれ、自分の胸を灼く想いを持ち得たこと、それが罪なのだろうか。彼らが永遠に、地獄の第二環の黒い風に吹き流されなければならないほどの…。
それは、恐らく彼らがそれを罪だと感じたからに他ならない。
しかし、繰り返しになるがそれは本当に罪であるのだろうか…。
私にはわからない。
愛することに、本来、罪などという意識はないはずなのだ。もしも、その当事者である二人が愛によって真に魂を燃焼し得たのであれば、彼らを取り巻く社会などというものは、彼らに一指も触れることはできないのだから。
パオロとフランチェスカを破滅せしめたもの、それは、彼ら自身の「余分な」罪の意識であった…。
私はそう思う。
************ここまで************
如何にも勢いで書いてしまった！という文章で、読み返すと顔が赤くなってしまいますが、この二人の姿と、それに満腔の同情を寄せるダンテに、やるせないほどの共感を抱いていたことを思い返しています。
さて、このDVDですが、何といっても、プラシド・ドミンゴとレナータ・スコットのすばらしさに尽きるのではないかと思います。
まるで運命の綾なす非情の糸にからめとられるように、赦されぬ恋の道に落ち込んでいく様を、物語の進行につれて高揚させて行き、カタストロフを迎える第4幕のこの二人による悲痛極まりない愛の二重唱は壮絶としかいいようがありません。
もちろん、レヴァインとメトロポリタン歌劇場の脂の乗り切った熱演もすさまじいものです。この頃（1984年）のレヴァインは、若手随一の実力者と目されていて、自家薬籠のオペラを始め、マーラーの交響曲などにおいても次々にすばらしい演奏を展開していたことは、私あたりの年代のクラシックファンには周知のことでありましょうが。
さらに、この絢爛たる舞台の美しさはどうでしょう！
DVDの映像を観ているだけでもため息が出るほど美しく、まるでめくるめく泰西絵画を鑑賞しているかのようです。
それでいて極めて緻密な作劇が展開されていくのですからたまりません。
私は大変恥ずかしいことに、このオペラに接するまで、ザンドナイという作曲家のことを全く知りませんでした。
プッチーニやトスカニーニ、そしてリコルディからも高い評価を受けていて、プッチーニの死によって未完に終わったトゥーランドットの補筆を依頼されるほどの実力であった、というのにもかかわらず、です（トゥーランドットの補筆は、プッチーニの息子の反対によりフランコ・アルファーノに回ってしまいましたが）。
プッチーニ譲りの華麗なるオーケストレーションや美しく息の長い旋律が随所に見られ、殊にチェロやヴァイオリンやオーボエによる独奏には、はっと胸を突かれる想いがします。
しかし、この曲に関していえば、私はなんだかトリスタンとイゾルデを想起してしまいました。
二人が恋に落ちて、お互いに名を呼びあう場面など、シチュエーションとしてはかなり近いものがありますし。
いずれにしても、何度でも再生して観たくなってしまう、そんな魅力にあふれたDVDなのです。
一方、チャイコフスキーの幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」では、1998年にDGから発売された、バーンスタイン指揮ニューヨークフィルによる演奏が白眉ではないかと思われます。
1988年の収録なので、「巨匠」バーンスタイン最晩年の記録の一つと言えましょうか。
以前、ブルックナーの9番（DVD）でも書いたのですが、この頃のバーンスタインの指揮は、正に神がかりといっていいような音楽の深淵を垣間見せてくれるものだと感じています。
この、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」の演奏の全編に湛えられた深い悲しみと美しさを何と表現してよいのでしょう。私には適切な表現の言葉が見つかりません。
ただ、これはカップリングの交響曲第4番にもいえることだとは思いますが、とてつもなく「暗い」音色で、テンポも遅く、よくもこれで最後まで破綻することなく造形を保っているなと、そこは心底から感嘆させられました。
ニューヨークフィルの鍛え上げられた金管の響きもすばらしく、ああ、やはりバーンスタインにはニューヨークフィルなんだな、と、この両者のこれ以上もない固く深い結びつきに改めて想いを馳せたものです。
しかし、この演奏は一般受けしないかもしれませんね。
もっとメリハリの利いた爽やかな演奏が、同じ指揮者によるイスラエルフィルの演奏（1978年）で聴くことができます。
こちらは、「1812年」「ロミオとジュリエット」「スラブ行進曲」がカップリングされていて、特に大砲の実射音の入った「1812年」は聴きものです。
いずれにしても、バーンスタインが如何にチャイコフスキーの音楽に共感を覚え愛情をもっていていたか、こうしたCDに接するだけで、それはしみじみと染み透ってくるような気がするのです。
それでも、午後からはきれいに晴れ上がり、どうやらまたまた猛暑の復活、という感じです。
今回は、「フランチェスカ・ダ・リミニ」を題材にした音楽について取り上げてみました。
具体的には、ザンドナイのオペラとチャイコフスキーの幻想曲です。
あれは2005年3月頃のことでしょうか。前々から気にかかっていた、リッカルド・ザンドナイのオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」のDVDを、ちょっとしたいきさつから購入したのでした。
いきさつなどというと大仰ですが、あまりたいしたことではなく、20年以上も前に読んだまま放置してきたダンテの神曲を読み返す機会があり、第5歌の「パオロとフランチェスカ」の逸話に改めて心を打たれたことによります。
思えば、旧字体・文語調で書かれたこの本を読み始めた20代の頃、とにかく読むことのみが目的となってしまい、その内容の深い機微などについて真っ当な理解など望むべくもなかったわけで、そんな私も知命の年齢が迫りくるに及んで、具体的なきっかけはもう忘れてしまいましたが、なぜかもう一度読み返してみたくなったのでしょう。
読み返した時の感動から、その感想めいたことを当時運営していたブログに書いたのですが、この機会を利用して、次に再掲したいと思います。
************ここから************
ダンテの神曲の中でもとりわけ哀れを誘う第5歌の「パオロとフランチェスカ」の逸話。
この逸話は13世紀に実際にあったもので、よく知らているとは思うが、とりあえず紹介する。
ラヴェンナにあるポレンタ家の美しい姫フランチェスカ・ダ・リミニは、父の命令で宿敵マラテタス家との和睦のために同家の長男ジョヴァンニに嫁ぐことになっていた。しかし、醜男のジョヴァンニは、フランチェスカに会って拒絶されることを恐れ、代理として弟のパオロをポレンタ家に派遣した。兄と違ってパオロは美青年であり、フランチェスカに会った瞬間二人は恋に落ちる。
だが、フランチェスカが実際に嫁ぐ相手は兄のジョバンニなのである。事実を知ったフランチェスカの落胆が如何に大きなものであったか、想像するに難くない。
しかし、パオロは兄を裏切ることは出来ず、フランチェスカもまた、一度決めた結婚を取りやめることは出来ないことを自らに言い聞かせる。
二人はその恋心を押し殺したが、燃えさかる恋慕の情を抑えつけることなど出来ようはずもない。
ある日、二人はアーサー物語の円卓騎士ランスロットと王妃ギネーヴァとの不義の恋の話を読み進むうちに、微笑を湛えた王妃の唇にランスロットが口づけをする下りに出会う。この下りを読んだパオロはおののきつつもフランチェスカに口づけをしてしまう。この物語を書いたのはランスロットと王妃の不義の仲介をしたガレオットであるが、皮肉にもパオロとフランチェスカの不義の恋の橋渡しまで演じることになったわけだ。
こうして恋人同士となった二人の密会は、やがてジョヴァンニの知るところとなり、嫉妬に狂ったジョヴァンニは2人を刺し殺す。その後地獄に落ちたフランチェスカとパオロは、地獄の第二環において、永遠に黒い風に吹き流され漂い続けるというものであった。
地獄篇の中では、ダンテ自身がこのことに対して「フランチェスカよ、汝の苛責は 私を悲しく憐憫《あはれみ》に泣かしむる。しかし語れ、甘き溜息《といき》のころ何により又いかにして戀が汝におづる願望《おもひ》をそれと識らしたか」と問うている。
第5歌が、風に漂う「邪淫の徒」であるにもかかわらず、ダンテはこの二人に大きなシンパシーを感じていたのだろう。これをしも「邪淫」というべきか、と。
私はこの二人の物語を想うたびに、これを単なる不義とか邪淫というカテゴリーに括っていいものか悩ましい思いがするのだ。
この悲劇の発端は結局のところ家と家との争いを回避するための政略結婚にあり、しかも本来の結婚相手を偽るという、まさに許し難い奸計の結果として導き出されたものではないのか。
であれば、パオロとフランチェスカはいったいどんな罪を犯したというのだろう。二人はお互いに自分の想いに忠実であっただけなのではないか。自分が恋いこがれ、自分の胸を灼く想いを持ち得たこと、それが罪なのだろうか。彼らが永遠に、地獄の第二環の黒い風に吹き流されなければならないほどの…。
それは、恐らく彼らがそれを罪だと感じたからに他ならない。
しかし、繰り返しになるがそれは本当に罪であるのだろうか…。
私にはわからない。
愛することに、本来、罪などという意識はないはずなのだ。もしも、その当事者である二人が愛によって真に魂を燃焼し得たのであれば、彼らを取り巻く社会などというものは、彼らに一指も触れることはできないのだから。
パオロとフランチェスカを破滅せしめたもの、それは、彼ら自身の「余分な」罪の意識であった…。
私はそう思う。
************ここまで************
如何にも勢いで書いてしまった！という文章で、読み返すと顔が赤くなってしまいますが、この二人の姿と、それに満腔の同情を寄せるダンテに、やるせないほどの共感を抱いていたことを思い返しています。
さて、このDVDですが、何といっても、プラシド・ドミンゴとレナータ・スコットのすばらしさに尽きるのではないかと思います。
まるで運命の綾なす非情の糸にからめとられるように、赦されぬ恋の道に落ち込んでいく様を、物語の進行につれて高揚させて行き、カタストロフを迎える第4幕のこの二人による悲痛極まりない愛の二重唱は壮絶としかいいようがありません。
もちろん、レヴァインとメトロポリタン歌劇場の脂の乗り切った熱演もすさまじいものです。この頃（1984年）のレヴァインは、若手随一の実力者と目されていて、自家薬籠のオペラを始め、マーラーの交響曲などにおいても次々にすばらしい演奏を展開していたことは、私あたりの年代のクラシックファンには周知のことでありましょうが。
さらに、この絢爛たる舞台の美しさはどうでしょう！
DVDの映像を観ているだけでもため息が出るほど美しく、まるでめくるめく泰西絵画を鑑賞しているかのようです。
それでいて極めて緻密な作劇が展開されていくのですからたまりません。
私は大変恥ずかしいことに、このオペラに接するまで、ザンドナイという作曲家のことを全く知りませんでした。
プッチーニやトスカニーニ、そしてリコルディからも高い評価を受けていて、プッチーニの死によって未完に終わったトゥーランドットの補筆を依頼されるほどの実力であった、というのにもかかわらず、です（トゥーランドットの補筆は、プッチーニの息子の反対によりフランコ・アルファーノに回ってしまいましたが）。
プッチーニ譲りの華麗なるオーケストレーションや美しく息の長い旋律が随所に見られ、殊にチェロやヴァイオリンやオーボエによる独奏には、はっと胸を突かれる想いがします。
しかし、この曲に関していえば、私はなんだかトリスタンとイゾルデを想起してしまいました。
二人が恋に落ちて、お互いに名を呼びあう場面など、シチュエーションとしてはかなり近いものがありますし。
いずれにしても、何度でも再生して観たくなってしまう、そんな魅力にあふれたDVDなのです。
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以前、ブルックナーの9番（DVD）でも書いたのですが、この頃のバーンスタインの指揮は、正に神がかりといっていいような音楽の深淵を垣間見せてくれるものだと感じています。
この、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」の演奏の全編に湛えられた深い悲しみと美しさを何と表現してよいのでしょう。私には適切な表現の言葉が見つかりません。
ただ、これはカップリングの交響曲第4番にもいえることだとは思いますが、とてつもなく「暗い」音色で、テンポも遅く、よくもこれで最後まで破綻することなく造形を保っているなと、そこは心底から感嘆させられました。
ニューヨークフィルの鍛え上げられた金管の響きもすばらしく、ああ、やはりバーンスタインにはニューヨークフィルなんだな、と、この両者のこれ以上もない固く深い結びつきに改めて想いを馳せたものです。
しかし、この演奏は一般受けしないかもしれませんね。
もっとメリハリの利いた爽やかな演奏が、同じ指揮者によるイスラエルフィルの演奏（1978年）で聴くことができます。
こちらは、「1812年」「ロミオとジュリエット」「スラブ行進曲」がカップリングされていて、特に大砲の実射音の入った「1812年」は聴きものです。
いずれにしても、バーンスタインが如何にチャイコフスキーの音楽に共感を覚え愛情をもっていていたか、こうしたCDに接するだけで、それはしみじみと染み透ってくるような気がするのです。
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ダンテの「神曲」、私も挫折したままですが、プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」もそこからテキストをとっているので読まなければ・・・という思いがありましたが、この記事でその思いを新たにしました。
同様にゲーテの「ファウスト」も他のブログの方と話題になりましたが、通して読んだことがある人は少ないかもしれません。
歌曲やオペラによく取り上げられていて、必読だと感じていますが。
読みにくいのは読解力がないせいだと思っていますが、伊閣蝶さんのような方でも「神曲」が読みにくかったということで安心しました。
私もザンドナイは知りませんでした。
by Cecilia (2010-07-31 07:19)
Ceciliaさん、こんにちは。nice!とコメントありがとうございました。
「ジャンニ・スキッキ」地獄篇の第30歌にでてきますね。
偽金作りや詐欺師が猛り狂って互いに噛み付いたり走り回ったりしているところで、実の父と情を交わしたミッラとともに豚の澱から生まれたような蒼白な裸体の狂乱者として描かれています。
といっても、プォーゾのロバをプォーゾの声色を使って偽の遺言書を作り騙し盗った、という下りの数行だけですが。
ダンテの神曲、私は筑摩書房の野上素一訳のものを持っていますが、寿岳文章さんの訳は大変わかりやすいようですね。
ゲーテのファウストも読みにくさでは良い勝負です。
思い切って本腰を入れて読めば、本当に面白いとは思いますが。
ところで、ザンドナイのオペラは、私もこの一曲しか知りませんが、お勧めです。
機会がありましたら、是非ともお聴き下さい(*^_^*)
by 伊閣蝶 (2010-07-31 11:16)
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by MyCreditRNBs (2020-07-25 08:28)