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梅雨に咲く花たち [日記]

曇り空の蒸し暑い天気です。

クチナシの花出勤のため、駅まで歩いている間に汗だくになってしまう始末ですが、まあ、この時期はやむを得ないことなのでしょう。

それに、この季節があるが故に農作物も生育するというのであれば、文句を付ける筋合いではありませんね。

そんな時期ではありますが、この時期ならではの花も盛りで、目や香りを楽しませてもくれます。

通勤途上に、クチナシとガクアジサイの花がありました。

クチナシはアカネ科の植物ではありますが、花を見ていると何だかバラを思い出させるほど華やかです。
それ以上にあの強烈な香りが印象に残り、あの渡哲也の「くちなしの花」という歌が生まれた所以も何だかわかるような気がします。

しかし、

「今では指輪も回るほど 痩せてやつれたおまえの噂」

クチナシの花のような女の人、ですか…。
うーん、私などのような鈍物には、残念ながらどうにも想像がつきません。
香りからすれば強烈な個性を感じさせますが、あの白い花は、単なるきらびやかさとも違いますし、「口無し」という和名からは、なんとなく控えめな印象も覚えてしまいます。

ガクアジサイの花一方、アジサイに関してですが、球状で華やかなセイヨウアジサイももちろん目を見張るものではありますけれども、私はもともとの日本固有種であるガクアジサイの方が好みですね。

さて、歌つながりでいけば、私はアジサイの花を見ているとどうしても次の歌を思い起こしてしまいます。
きれいな言葉だけで 人は愛せない
それに気づいたところで まだ若すぎるさ
コスモスの咲く頃 アジサイは消えて
若い心の傷は いつのまにか治っているもの
女には男はわからない
涙いくつ流しても
Bye Bye 三日月に
Bye Bye 操られて
女一人 恋の道を迷い始めている

これは、伊勢正三の作った「Bye Bye」で、1978年、「風」のアルバム「MOONY NIGHT」からシングルカットされたものです。

当時、二十歳になったばかりの私は、この歌詞の深い意味など到底わかり得ませんでしたが、言葉を通して伝わってくる「恋することの悦びと悲しみ」みたいなものに胸を突かれ、また憧れたりもしたものでした。

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かずっちゃ

ホントに毎日蒸し暑い日が続きますね。
うちの小さな花壇に植えてある小さなアジサイの樹も、その枝に似合わないほど大きな花をつけてます。
アジサイは比較的長く鑑賞できるからイイですね。
by かずっちゃ (2010-06-28 14:36) 

伊閣蝶

かずっちゃさん、こんばんは。
本当に今日は蒸し暑い日になりましたね。
ところで、かずっちゃさんの花壇でもアジサイが大きな花を付けておられるとのこと。
うーん、これは羨ましい限りです(*^_^*)
比較的長い間楽しめる、というお言葉にも、なるほど!と合点です。
by 伊閣蝶 (2010-06-28 23:54) 

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